――最初の一歩はしり込みしてしまいそうです。
近藤「パフュームさんが私の心の扉を開いてくれました。『ご飯行きましょうね』って社交辞令になりがちですよね。でもパフュームさんから『何日どうですか』と日を言ってくれたんです。本当に行っていいんだと。実際、すぐにご飯に行きましたし、すぐに仲良くなりました。そこからは、友達の友達といった形で仲良くなっているので、自分の人脈というより、みんなの人脈なんです」
――一歩を踏み出せない人にアドバイスをいただけませんか。
近藤「もし友達が欲しいと思っているなら、モジモジしている時間がもったいないと思います。
この人が好きだと思ったら、もう行くしかない。好きって言われて、嫌な人はいないと思います」
――現在は、なかなかみんなでご飯にも行きづらい状況ですが、付き合い方を工夫されていますか?

『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』より
近藤「テレビ電話は、以前からよくしていたんです。だからそこに変化はないですし、お互いを思い合っているというか、繋がっている感覚は以前からちゃんとあるんです。言葉にしていたし」
――言葉に?
近藤「普通にメールでも『大好きだよ』とか、『いつも感謝してるよ』とか『ありがとう』とか、そういうのはお互いに伝えています」
――そうなんですね。では特別変化はない?
近藤「会えないときに、お取り寄せのものをお互いに送り合ったりはしましたね」