「だから結婚できないんだよ!」男遊びが激しい友人に忠告した結果は…
もし友達が“おかしな方向”に進んでいると感じたら、忠告しますか? それとも、友達なりの考えもあるだろう、と何も言わずにいますか?
今回は、学生時代からの長いつきあいの女友達と、ある一言がきっかけで疎遠になってしまったという女性に原因を聞いてみました。
真壁茜さん(仮名・29歳・会社員)には、小学校の頃から仲が良い女友達の有紀さん(仮名・29歳・フリーター)がいました。茜さんが育った地域は、児童数が少なかったため1学年2クラスしかなく、好きなアニメの話や、一人っ子同士など共通点も多かった2人は次第に、いつでも一緒に過ごすようになっていました。
「有紀とは、同じクラスになったのがきっかけでした。登下校班も一緒で、家が近かったので、休みの日もお互いの家に行って遊んだり、親同士も交流がありました。高校が別々の学校になってからは、たまにしか遊ばなくなったのですが、一緒にアニメの映画を観に行ったり、好きなバンドのライブに行ったりと交流は続いていました」
高校に入ると有紀さんは、いわゆる派手目なグループに所属している友人たちと遊ぶようになり、茜さんとも距離を置くようになりました。
「有紀は、高校卒業後は専門学校に行くと言っていたのですが、結局進学をせずに、飲食店でバイトをしていました。仲の良い女友達が人気アパレルショップで店員をしているのを自慢していました……。ただ、子どものころから気が合ったので、ファッションなどは違ったけれど、一緒に過ごしていました」
高校卒業後、大学に進学した茜さん。そのころの有紀さんは、出会い系サイトなどを使い、男性と会うようになっていったそう。
「私が勉強などで忙しかったのもあって、数年会わない期間がありました。その間、彼女は出会い系サイトにハマって、男性と会って遊んでいたようです。彼女から見せてもらったプリクラには、いかにもオラオラ系の刺青が入った男性が写っていました。そのほかにも、薬剤師の男性や、クラブで会ったというチャラ男など、『誰でもいいのか?』と心配になりました」
真面目な茜さんに反して、やんちゃな時期を過ごしていた有紀さん。しかし、茜さんの周りの友人たちもアラサーを前に、昨年からどんどん結婚していきました。
「最初は、コロナのせいで共通の友人の結婚式に出席できなかったので、なにか別の方法で祝えないか相談するために、有紀をふくむ未婚の女友達4人でLINEグループを作ったんです。有紀がそのグループチャットで『私も結婚したいな〜』とぼやくと、ほかのメンバーも『インスタで結婚した友達の画像を見たら羨ましくなった』とか、結婚願望を言いあうようになりました」
20年来の友人が“高校デビュー”
出会い系サイトで男をあさる友達…

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