同性同士のロマンスを描いて新時代を開いた革新作3選
『ブロークバック・マウンテン』(’05年)
’60年代、放牧の季節労働で出会った2人のカウボーイのロマンスを描く。アカデミー賞監督賞ほかを受賞したゲイムービーの金字塔。この作品からLGBTQ+がテーマの作品が大きく変容
販売/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン 1572円 DVD発売中
『キャロル』(’16年)
’50年代のNYを舞台に、デパート勤めの若い女性と離婚係争中の裕福な女性の恋愛を描く。レズビアンのロマンスを真っ向から描いた革新的作品で、キャロラーと呼ばれるファンを生んだ
販売/KADOKAWA 4180円 DVD発売中
『ゴッズ・オウン・カントリー』(’19年)
フランシス・リー監督の長編デビュー作。ヨークシャーの牧場を舞台に、地元にがんじがらめになった青年と季節労働者の交流を描く。日本では限定公開だったが根強いファンを持つ傑作
販売/ファインフィルムズ 4180円 DVD発売中
【ケイト・ウィンスレット】
’75年、イギリス生まれ。’97年に『タイタニック』のローズ役で大ブレイクし、『エターナル・サンシャイン』(’04年)などでオスカー候補の常連に。『愛を読むひと』(’08年)でアカデミー賞主演女優賞を獲得した
<取材・文/よしひろまさみち>