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海外駐在員のママ友付き合いがしんどい。夫の勤め先で格付けされて…

家を見てトゲのある言い方をされ、敵認定

「彼女が暮らすコンドミニアムは、我が家の倍以上の広さがあり、それも街の景色が一望できる高層階。それでも私たちの家も日本で住んでいたマンションよりも広いし、住民専用のプールやスポーツジムも完備されていて個人的には満足していました。  それなにウチに遊びに来たときに『このくらいの部屋も住みやすそうね』ってトゲのある言い方をされちゃって。あのときから私の中ではママ友ではなく敵になりました(笑)」 駐在員の妻

コロナ禍で突然帰国することに

 なお、3年の予定だった駐在員生活は新型コロナの感染拡大に伴い、昨年春に子どもと帰国したことで2年で終了。しばらく現地に残っていた夫も後から帰国し、現在は日本で家族一緒に暮らしているそうです。 「急な帰国で最後はドタバタして大変でしたけど、あの奥さんと予定よりも1年早く離れられることができたのは助かりました。  初めての海外暮らしは貴重な経験でしたけど、ああいうママ友付き合いはもうこりごり。夫は仕事柄、今後も海外赴任の可能性があるけど、前のイスラム圏のような日本人があまり住んでいない場所なら、頑張って単身赴任してもらおうかなと思っています」  海外ゆえに付き合いが濃密になってしまいがちな駐在員妻のママ友コミュニティ。実家や友達など頼れる人たちが他にいない環境は、思っていた以上に大変なのかもしれませんね。 ―シリーズ「ご近所・ママ友とのトラブル」― 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文/トシタカマサ イラスト/カツオ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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