「しかも検査技師が男性だったので、よけいに恥ずかしいと思いながらジーパンを脱いで、下は下着一枚で撮影台に乗りました。でも、私がはいていたショーツは男性物をイメージしたボクサーパンツ。ちょうど真ん中に前開き風のデザインがあり、そこに飾りボタンが付いていました」
このボタンが、さらなる不幸を呼びます。
「技師から『ボタンがあると撮影ができない』と言われて、仕方なく骨盤より下までショーツを下げた状態で、撮影するレントゲン台に立ちました。このレントゲン台は立ったまま撮影するタイプで、台が回転し、ガラス越しの撮影技師の姿が見えたんです。
目が合うと気まずいうえに、ガラス越しには、ショーツを半分下ろした状態でハンドルをつかんで撮影している自分の姿が映って、恥ずかしさで怪我の痛さも吹っ飛びそうでした」

あまりに情けない姿で、病院を変えたくなった奈津子さんですが、酔って転んで尾骨が折れたとは、周りにも言いづらかったそうです。
「まさか、酔っぱらって滑って尾骨を折ったとは言えませんでしたね。彼氏に言ったら、呆れられました。尾骨を元の位置に戻すために、整復という肛門から指を入れて骨の位置を戻す処置もしたんです。女医さんだったのですが、激痛と恥ずかしさで、これ以上の黒歴史は自分にはないって思いました」
みなさま、くれぐれも酔いすぎには注意してくださいね。
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赤っ恥をかいた話―
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<取材・文/池守りぜね イラスト/
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