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末期ガンの38歳BL漫画家、退院した日に観劇へ「推しから生命力をもらった」

手術以降に新しく始めたこと

――翌々日にも観劇されていたんですね! 本書で、闘病生活を続けるにあたって大切なのは、「日常をどう保つか」だと書かれています。手術以降に新しく始めたことなどはありますか?
手術以降に新しく始めたこと

写真はイメージです

【マンガ第1話はこちら】⇒<マンガ>「最近、やたら腹がへる」と思ったら、ステージ4の大腸ガンでした ひるなま「たくさんあります! 私はもともと、便秘になったことがなく、お通じに悩まない人間だったので、ヨーグルトや乳酸菌飲料を積極的に摂り始めたのは退院以降です。今作にも登場しているリングフィットや散歩もそうです。  あとお料理に関しても、術後に始めたことが非常に多いです。療養食って自作せざるを得ない苦労や手間が本当に多くて。さらに抗癌剤の関係で急激に太ったのですが、闘病するには体力が必要なので『食事量は減らさずに』と病院から言われていて……。今まさに試行錯誤しています」 ――第2弾は、どんなことに触れようと思っていますか? ひるなま「実はまだ全く決まってないんです。でもご質問に答えていて、術後の食事やお料理についても少し描きたいなと思いました。他にも今作で取りこぼした細かいエピソードはたくさんありますので、今は編集さんと色々お話しているところです」

コロナ禍での闘病に思うこと

――最後に、この本をすでに読んだ人、これから読む人へ。メッセージをお願いします。 ひるなまさんインタビュー後編ひるなま「すでに読まれた方へ、拙作を手にお取りくださって本当にありがとうございます。これから読んでくださる方にも、心から感謝申し上げます。お知り合いやお身内に同病の方がいらっしゃるのでしょうか、それとも患者さんご本人でしょうか。病気になって不安で、情報を探し回って、疲労困ぱいの方もいらっしゃるでしょう。それでなくてもコロナ禍の今は、誰だって疲れているでしょう。  病を抱える皆さんは、出歩きづらく、通院も感染症への不安が大きいでしょう。どうか余計な苦しみを得ることなく、無事に2021年を過ごせるよう祈ります。  健康な方々には、どうか大規模な国際イベント等はひかえていただき、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止を、もうしばらく真剣にお願いしたいと、個人的には思います。それが私のような病人の余命を縮めないことに繋がります。  そしてここを読んで下さった方々だけでも、非科学的でハイリスクな行為・人種差別・医療関係者やエッセンシャルワーカーを追い詰める言動をしないよう。そのために、まずご自身の体と健康を大事にして下さるよう、心から切に祈っております」 【インタビュー前編】⇒話題のガン闘病漫画、「転んでもタダでは起きるものか!」という思いがあった <取材・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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