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オダギリジョーの色気にクラクラする作品5選。ドラマ「大豆田〜」で人気再燃

脇役ながら圧倒的な狂気と色気を放った『血と骨』

脇役ながら圧倒的な狂気と色気を放った『血と骨』

『血と骨』(DVD)

 若かりし頃のバチクソにカッコいいオダギリジョーを見たい人におすすめしたいのは、映画『血と骨』(2004年公開)です。在日コリアンの生涯を描いた暴力シーンの多い同作で、彼が演じたのは暴力団員・朴武。ブカブカなスーツの身のこなしに入れ墨、ドスの利いた広島弁から滲み出る狂気と色気は共演した有名俳優陣を凌駕。数多くの映画賞で助演男優賞にも輝きました。

兄との悲しき確執を描いた『ゆれる』

兄との悲しき確執を描いた『ゆれる』

『ゆれる』(DVD)

 彼の代表作でもある映画『ゆれる』(2006年公開)も魅力を知ることができる一作です。同作で彼が演じるのは、田舎を離れて東京で写真家として活躍する猛。ある日、兄の稔(香川照之)が暮らす実家に帰省。そこで昔の恋人と再会し、一夜をともにしたことから物語は進展していきます。兄弟の“すれ違い”ともいえる確執に葛藤するオダギリジョーの姿は、他の出演作以上にリアリティがあり、彼の演技力の凄みを感じられること間違いなしです。ビジュアル以上に俳優としてのカッコよさを感じられる作品と言えるでしょう。
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新境地を開いたクールな上司役
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