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「子どもがほしいんです」妊娠“期限”にあせる40代女性、婚活で迷走するわけ

第一声で「子どもがほしいんです」

婚活、結婚相談所 ところがタミコさん、なかなか「恋愛モード」になれなかった。それでも紹介された人には会い続けた。だがほとんど断られてばかり。 「男性に会うと、第一声で『子どもがほしいんです』と言っていましたから、相手がドン引きしちゃって。  いくら紹介だろうとマッチングアプリだろうと、会っていきなりそう言われたら嫌ですよね。でもそれだけ焦っていたんですよ、私。とにかく子どもを作ってから結婚して、お互いを知り合うのはその後でいいとすら思っていたから」

恋などしている暇はなく結婚一直線

 2年ほど必死に活動したものの、結婚にも恋愛にもたどり着けなかった。とにかく子どもがほしい、時間がない。その一心で、相手の気持ちまで考える余裕がなかったのだろう。 「41歳を境に、少しだけトーンダウンしました。友人たちにいろいろアドバイスされて、まずは相手をきちんと知らなければと思い直して。それ以来、マッチングアプリと結婚相談所を駆使しています。世の中には結婚を急いでいる男性もいるので、そういう人に絞っているんですが、今度は年齢がネックになっていますね」  メッセージのやりとりをして、この人ならと思えたとしても、40歳を越えた女性で子どもがほしいと思っていると、相手からは「不妊治療にはお金がかかりますよね」という反応が返ってくることが多い。不妊治療が必要かどうかはまだわからないのに……。 「私自身は婦人科で調べてもらって、妊娠する可能性はあるとわかっているんです。ただ、年齢相応にむずかしくはなっている。最初から不妊治療ありきではないんですが、年齢的にそう見られてしまうんですよね」
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「子ども」への欲求に逃げてしまった理由は…
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