浴室がピカピカ!4000円の電動ブラシで、お風呂掃除がメチャ楽になった
浴室掃除は私の担当。浴槽は毎晩掃除するが、床や蛇口は3~4週間放置もざらだ。だが、この季節は、汚れが育つのも早い。床なんて気がつけばピンクになっていて、水気が切れない場所は黒カビも生えつつある。妻には「効率を考えてためている」と言っているが、単純に大変なのだ! 腰をかがめてひたすらゴシゴシこする重労働。私が掃除好きだとしても、見て見ぬふりをしたくなる。
●ベルソス 電動式バスポリッシャー IS-BP4
価格:4213円/サイズ:高さ112×幅16.5×奥行き13cm/重さ:約900g
しかしこの夏、秘密兵器を投入した。以前から気になっていた電動のバスポリッシャーを購入したのだ。初めて見たときは「手でこすったほうがいいのでは?」と必要を感じていなかったが、実際に使ってみると……すごい。これは風呂掃除のゲームチェンジャーだ!
まずは浴槽。洗剤を振りまいたら、立ったまま浴槽にポリッシャーを突っ込んで洗っていく。回転するヘッドはしっかりと汚れを落としてくれ、皮脂汚れが残りやすい腕置き部分もツルツルになった。これまでは、スポンジで洗剤を伸ばして終わりだったので、掃除の時間こそ長くなったが、その分しっかり汚れを落とした実感がある。
ピンクに染まりつつある床は、ヘッドを当てていくそばから白さを取り戻していく。そのビフォーアフターの気持ちいいこと気持ちいいこと! ほかにも、細かくブラシを当てたい蛇口、手すりは、延長パイプを取ったハンディ形態(といってもそれなりに長いが)でアプローチ。こちらもちょっと当てるだけで、石鹸カスや皮脂のくもりが取れて輝きが復活した。不思議なもので、ここまで手軽でキレイになると楽しくなってくる。気がつけば、ドア、タオル掛け、風呂椅子まで。ひと通り浴室掃除を堪能してしまった。
こうして、この日は浴室をピカピカにした。しかも「楽しみつつ」だ。キレイになっていく様子が楽しいというのもあるが、気を抜くと暴れるヘッドを上手に抑えて、電動ツールを制御するといったところが、ロマン心を絶妙にくすぐってくるのだ。これは特殊な性癖だろうか? だとしても、継続して、風呂を(割と楽して)キレイにできる手段が4000円ほどで手に入る事実は、満足感の高い体験だった。快適に暮らすには、浴室掃除は避けられないが、ツールを工夫することで、その辛さは半減する。ぜひ選んでみてほしい。このポリッシャーを。
ハンディサイズに短くできるので、細かな場所にブラシを当てやすい。面倒くさがらなければ、付属の隙間用ヘッドに変更するとなおよし。充電式のコードレスタイプなので水場での使用(連続最大45分)も安心だ。
PC誌やWeb媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追うテクニカルライター。特技はお掃除
<文/小暮ひさのり>
たった4000円! おっくうな風呂掃除が楽しくなる、バスポリッシャー
