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「アラフォーだから地味な服」はもったいない!むしろ派手にいくべき理由

 こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。  ある日突然、いつも着ている洋服が似合わないなと感じたことはありませんか? または、シーズン始めに去年着ていた服を着ようと思ったら、なんだか似合わなくなっている。  太ったわけでもないし髪型やメイクを変えたわけでもない。「これって老化!?」なんてドキッとした経験、皆さんもあるのではないでしょうか。 おおしまりえ 年齢とともに見た目が変化するのは避けられないことですが、その変化を受け入れながらも、自分にとっての「似合う」を見つけていけたら素敵ですよね。でも、どうすれば!? 今回は前回記事に引き続き、女子SPA!連載でもおなじみのスタイリスト角 佑宇子(すみ ゆうこ)さんにお話を聞きました。

去年着ていた服に今年は違和感! その理由とは

 去年は着られた服が今年はなんだか似合っていない。受け入れたくない現実ですが、そもそも突然感じるこうした違和感には、様々な要因が絡み合っているといいます。(以下、「」内コメントすべて角さん) 「似合わない原因にはいろんな要素があるので、一概にこれと言い切ることはできません。ただ、大きく分けて『①ご自身の問題』と『②洋服の問題』に分けられると思っています。  お顔や体型は、気づかないうちに日々変化をしています。肌のトーンが変わる、彫りが深くなる、フェイスラインやボディラインが変わる。こういったことは、気をつけていてもある程度起きるものです。またこれ以外にもヘアスタイルやメイクの仕方の変化などがあると、洋服が似合わないといった現象は起きるかもしれません」

洋服の傷み、トレンド感のなさに、突然気づくケースも

洋服

写真はイメージです(以下同じ)

「一方洋服については、そもそも洋服は経年劣化し続けるものです。また定番アイテムといわれているTシャツなども、毎年シルエットが微妙にアップデートされています。見た目は特に変わっていないはずなのに突然洋服が似合わないと感じたならば、ある日洋服の傷みが目に見えて気になるようになったか、またはトレンド感が損なわれていることに気づいた、などの理由も考えられますね」  なんと客観的な分析でしょう。これに加え、角さんは服が似合わないと感じる理由にマインドの問題もあると話します。着る本人が「この年齢でこれはヤバいかなあ」といった弱気な気持ちで服を着ると、実際に似合わないと感じやすくなるというのです。 「もし洋服の色味が今の自分に似合っていないと感じるだけなら、アイテムによっては重ね着やカーディガンを羽織ることで顔周りの色味を変えて引き続き着ることができます。ですが違和感が服の傷みやトレンドの変化によるものあれば、お気に入りでもその洋服の卒業時かもしれません」
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急に感じる「似合わない!」回避のために日々できること
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