事故死したスター俳優の美人娘が婚約「父の共演者たちに支えられた」
今月から公開されているカーアクションシリーズ第9弾『ワイルド・スピード／ジェットブレイク』が、初登場で首位を記録し、相変わらずの人気を誇っている。シリーズ最新作がヒットに湧くなか、故ポール・ウォーカーの一人娘メドウ・ウォーカー（22）が婚約を発表し、ファンや友人は2重の喜びに沸いている。「ワイスピ」の愛称で知られるこの大ヒットシリーズで、主役を務めていたポールは、2013年に40歳という若さで事故で急逝したが、いまでも共演者やファンに慕われ続けている。
2人がSNSで交際を公にした際には、ワイスピでポールと共演したジョーダナ・ブリュースターも反応。投稿にたくさんのハートの絵文字コメントを付けて祝福していた。それだけに、今回の婚約発表にも、ワイスピファミリーは歓喜していることだろう。
ポール亡きあと、メドウを支え続けてきたといわれているワイスピの共演者たち。メドウは、シリーズ20周年を迎えた今年、父のポスターとともに、ファミリーに向けて感謝のメッセージを投稿している。
「20周年……。このシリーズが始まった時、私はまだ2歳でした。『ワイスピ』ファミリーが私の側にいてくれたことに感謝しています」
メドウは6月に行われた「ワイルド・スピード／ジェットブレイク」のワールドプレミアにも、ファミリーの一員として出席していた。
ときには、SNSで見せる表情が「さみしそうに見える」とファンの間で心配されたこともあったメドウ。ワイスピの共演者たちはそんなメドウを常に気にかけ、支えてきたといわれている。特に、ポールと一緒に主演を務め、私生活では親友でもあったヴィン・ディーゼル。ポールの名前にちなみ、3人目の子供にポリーンと名付けたというヴィンは、メドウを自分の子供と同じように大切にしてきたという。ヴィンは最近、メドウとの絆についてこう語っていた。
「メドウは僕をいつも気にかけてくれて、父の日に真っ先に『父の日、おめでとう』と言ってくれるんだ。彼女が僕の子供たちと一緒にいるのを見るのは、本当に素晴らしい。ポリーン（ヴィンの娘）と遊んでいるのを見ると、心の底から感動してしまう。マイ・ブラザー（ポールのこと）がそれを見てなんて思うか想像できるから、守られていると感じる。これは映画の枠を超えている」
「『ワイルド・スピード』の大作の要は、兄弟愛は血縁でなくても、絆で築けるということなんだ」
父との思い出をシェアしてきたインスタで婚約を報告
大スターだった父の記憶を残そうと、これまで父ポールとの思い出をSNSでシェアしてきたメドウ。インスタグラムには、在りし日のポールがうつった写真を多数投稿し、ファンと交流を深めてきた。 今月9日、メドウはそのインスタに、ダイヤモンドの指輪をつけて微笑んでいる自身の動画を投稿。交際中の俳優ルイ・ソーントン=アランと婚約したことを報告した。婚約者のルイも、指輪をつけたメドウの写真をインスタのストーリーに投稿している。 2人は先月、ソファに寄り添って微笑んでいる写真を投稿し、交際を公表していた。
ワイスピファミリーも祝福
遺されたメドウを支えたワイスピファミリー
今年3月には、モデルとしてパリコレデビューも果たしたメドウ。2013年に父ポールが急逝した時にはまだ15歳だった少女は、父の友人たちに支えられながら立派に成長し、人生の伴侶も得た。これまで見守ってきたポールのファン、ヴィンをはじめとしたワイスピファミリー、そして何より天国のポールも、万感の思いで今のメドウを見つめているに違いない。 ＜文／BANG SHOWBIZ、女子SPA！編集部＞
