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魚沼の米袋バッグがネットで話題。逆にオシャレ!?制作者にいろいろ聞いた

 新潟・南魚沼は日本屈指の米どころとして全国にその名が知られています。ここ南魚沼で近年、「米袋バッグ」なるものがオンライン、新潟県内で販売され話題を呼んでいます。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます
新潟・南魚沼発の「米袋バッグ」大(布付き):2500円、大:1600円、小:1000円(提供:NPO法人・みんなの庭)

新潟・南魚沼発の「米袋バッグ」大(布付き):2500円、大:1600円、小:1000円(提供:NPO法人・みんなの庭)

 使われているのは、「米袋」に使われている紙素材。古くから使われる単色印刷のデザインをそのまま採用したもので、これが「かわいい」とSNSなどでおおいに話題になっています。

地元主婦の声がきっかけ

どーんと「新潟米」の文字が

どーんと「新潟米」の文字が

 米袋が「無駄に廃棄される」ことをなんとかしようと始まった取り組みで、バッグに再生しているのは地元の主婦の方なのだそうです。  今回は、このバッグ制作を行うNPO法人・みんなの庭代表のかわしまあきこさんに話を聞き、この「米袋バッグ」制作・販売に至った経緯、背景とその秘密について話を聞いてみました。  この「米袋バッグ」、もともとは地元主婦の方の「内職が欲しい」と言った声と、新潟・南魚沼という屈指の米どころならではの問題が合致し、仕事になったそうです。 「私たち・みんなの庭という団体は子育てママさんサークルとしてスタートし、2014年にNPO法人となりました。さまざまな交流を行うなか『子育てをしながら自宅で仕事をしたい』『南魚沼らしい内職があったらなお良い』といった声が多く上がり、内職を模索していました。  一方、同時期に地元・南魚沼では『米袋を捨ててしまうのはもったいない。何か再利用する活動を行いたい』という理由から、南魚沼米袋研究所という別団体がスタートしていました。  この2つの団体が合致し、双方の要望と問題を解決させたのが『米袋バッグ』でした。製品作りを、地元のママさんにやっていただくことで『内職』の目的が達成され、同時に『米袋』の廃棄問題も解消させたというわけです」(以下、かわしまさん)

米袋は、二次使用ができない素材だった!?

夜鍋して(?)米袋を縫う、南魚沼のママさん

夜鍋して(?)米袋を縫う、南魚沼のママさん

 ところで、この米袋、地域外の人にはあまり知られていませんが、使う上では米袋ならではの制限があり、このことで廃棄が増えてしまっていたという問題があったそうです。 「一度、お米を入れて販売した米袋は再度米を入れて販売することができません。まだ丈夫で使えるのに、です。なぜなら、米袋には、地元のブランド米である『新潟米』『南魚沼米』という記載がありますが、まったく違うお米をその米袋に入れて販売することもできなくはないからです。  こういった事情から、一度使用された南魚沼の米袋はこれまでジャガイモやネギなどの野菜ストックに使用するしか使い道がなく、多くは廃棄されてしまうことが多かったんです」
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10名ほどの地元主婦が米袋バッグを縫っている
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