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「婦人科って苦手」な人に知って欲しい、受診をラクにする“準備”とは

受診前の“準備”でも、満足度が変わる!

 自分に合ったクリニックが見つかったら、この問題は解決……かと思いきや、「プレ更年期などの治療は、適切な準備が満足度を大きく分けます!」と石山先生。  一般的な病院だと、「いつから悪い?」「どの辺が痛い?」「熱は?」など、医師を前にして質問に答えれば良いだけだったりしますが、婦人科系の不調の場合はちょっと勝手が違います。「最終月経はいつ? 具体的な量は?」「どんな時にどんな症状が出るのか?」などの質問に、ぱっと答えられず困った経験がある人も多いのではないでしょうか。 メモ 周期「まず、月経周期はできればメモしておいてください。これと合わせて、元々の周期や量にどれくらい変化があったのか、どんな時期にどんな体調の変化が出るかも、日記などで記録をつけておけると良いです」  メモすることには、2つの効果があるのだそう。1つは、医師とのスムーズなコミュニケーションを取れること。もう1つは、自分の体の変化を自分で記録・把握するだけで、問題の全容が分かり精神的にも楽になること。  ちなみにこの体調日記は、PMS(月経前症候群)の人にも有効なのだとか。月経や体調のメモというと、妊娠へ向けた取り組みというイメージを持つ方もいます。ですが、自分の体と向き合う取り組みとして、日々の体調メモは全世代の女性におすすめできることだと思います。

更年期障害に関しては、事前の情報収集が「おすすめ」

「余裕があればで良いのですが、クリニックにかかる前の準備としてさらにもう1つおすすめしたいことがあります。更年期に伴う治療法について少し調べておき、『自分だったらこれをやってみたい』といった、大まかな希望を持って診察に望めるとなお良いでしょう。  なぜこれを勧めるかというと、更年期治療にはいくつかのアプローチがあるため、その場で説明を受けて選択するよりも、事前に知識を入れた上で選択できたほうが、気持ち的にもミスマッチが起きにくいからです」  一般的な病気の場合、受診前にネットの医療情報を調べるのは、誤った情報を信じてしまったり、そのために医師の判断を遮(さえぎ)ってしまったりする可能性が出てくるため、勧められないという話を耳にします。一体なぜ、更年期の治療において先生は逆のことを勧めるのでしょうか。 婦人科 クリニック「更年期症状に対しての治療法の代表的なものには、漢方、低用量ピル、プラセンタ、ホルモン補充療法など、大きく分けるだけでもこれだけあり、どれも特徴が異なります。更に細分化すると、例えばホルモン補充療法には、塗るタイプや貼るタイプ、飲み薬タイプなど、使用方法もメーカーも様々です。  もちろんご本人の希望する治療法が、明らかに症状と合っていなければ医師から説明があるとは思います。ただ、これら多岐にわたる治療法をその場で初めて知って判断するのは、結構ハードルが高いものです」  石山先生いわく、治療方法やメリット・デメリットを少し理解しているだけでも、希望にあった治療方針を医師と一緒に探れるのではないかということです。
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怖くないの?「ホルモンを補う」治療とは
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