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ワクチン副反応でダウンした彼からプロポーズ。意外なその言葉とは?

彼の会話が少ない理由は

 実は彼は、以前お付き合いしていた彼女に「付き合ってしばらくしたら会話も減って、全くかまってくれないし、もう嫌だ」と振られてしまった経験があり、ですがそれが素のリラックスしている自分の真の姿なので困ったなと思っていました。 「『だけどF子ちゃんは、自然に横にいてくれて、僕の好きにさせてくれて本当にありがたい。だからワクチン接種が済んだらプロポーズしようと思って密かに準備してたんだ』って言ってくれて感激してしまいました」  そして会話が少なくなったり、趣味に没頭してF子さんにかまわなくなったのは、リラックスしている証拠なんだと分かりホッとしたそう。 「私に飽きて、避けられてるのかな?と不安に思っていたら…全く違いました(笑)長年付き合っているのに分からないものですね」

自分の気持ちを彼に伝えたら

ケースにはいった婚約指輪 翌朝、だいぶ熱が下がって元気になった彼が「本当はもっとロマンチックに、どこか景色のキレイなところでプロポーズしようと思っていたのに、熱でもうろうとしていてつい先ばしってしまった。ワクチン接種終わってやっとプロポーズできるぞって思ったら、我慢できなくなっちゃってごめんね」と謝ってきました。 「まさか熱にうなされながらプロポーズされるなんて想像もしていませんでしたが、Kが何を考えていたのかよく分かったし、印象深い思い出に残るプロポーズで嬉しかったですね」  そして、良い機会なので「そうは言っても、私だってもうちょっとKとコミュニケーションとりたいと思っているんだからね」と自分の気持ちを伝えたF子さん。 「Kがハッとした顔をして『き、気をつけるから振らないでね』なんて言うので笑ってしまいました。『無理しない程度によろしくね』って握手しました」    先日F子さんは彼と一緒に実家に帰り、結婚の挨拶をしたそうです。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ <文&イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
鈴木詩子
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
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