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大注目のイケメンデザイナー、 衝撃の包帯姿を公開「1年前に大ヤケドを負った」

 複雑な生い立ちを乗り越えて、20代で若き天才デザイナーとして才能を開花させたオリヴィエ・ルスタン(36)。その卓越したセンスで大きな注目を集めていると同時に、ルックスの良さでも熱い視線が注がれている。そんなファッション・アイコンのルスタンが、この1年間秘密にしていた事実を明かすと同時に、衝撃的な姿を公開した。

自宅の暖炉が爆発、上半身に火傷を負う

 ルスタンは、今月9日(現地時間)にインスタグラムを更新し、上半身と頭が包帯に覆われ、顔に火傷の跡が見られる自身の写真を公開。そのうえで、1年前に起こった出来事について、キャプションで次のように説明した。 「1年前のこと。ようやく、この件について話す気になった。本当に長い間、隠してきたけれど、皆に知らせるべき時が来た。ちょうど1年前、自宅にある暖炉が爆発した」 「翌日の朝、僕はパリのサン・ルイ病院で目が覚めた。その著名な病院で働く優秀なスタッフが、とてつもない数のコロナの患者を抱える中、僕にも素晴らしいケアをしてくれた。感謝してもしきれない」

この出来事を人々に知られないように、あらゆる事をした

 自宅の暖炉の爆発事故で、上半身、顔、頭部に火傷を負ったものの、この1年間公表を控えていたというルスタン。自身の姿を恥じ、ケガを必死に隠していたとも明かしている。 「この出来事を人々に知られないように、僕はあらゆる事をした。自分のチームや友人にも長い間秘密にしていた。正直言うと、なぜここまで恥じていたのか自分でもわからない。多分、ファッションでは完璧さを常に求められること、そして、自分自身の不安定さが原因だったんだろう。  回復してくると、僕は昼夜問わず働いて、全てのコレクションを作り上げた。自分のコレクションで世界に夢を与えたかったんだ。それと同時に、マスク、タートルネック、ロングスリーブ、たくさんのリングを指にはめ、傷を隠して、インタビューや写真撮影に臨んだ。そして、単に自分が見せたいものだけを見せられるSNSのパワーを、心の底から実感した!」 「自分の特別な物語を作り、自分が見たくない、見せたくないものを避ける。これが僕らの新しい世界だ」

生後しばらく孤児院で暮らしていた

 ルスタンはまた、インスタグラムのストーリーに、ロングスリーブやマスクでケガを隠す自身の写真や動画を投稿。「人生で最も過酷な夏だった」と振り返り、ケガが治った現在では、周りのサポートに感謝していると綴っている。 「ファッションは何かを隠す手助けをしてくれる。そして今日僕は自由だ。僕を救いサポートし愛してくれた全ての人々にありがとう」
 生後しばらく孤児院で暮らした後、南仏ボルドーの裕福な家庭に養子として引き取られたルスタン。暮らしぶりは非常に豊かで、何一つ不自由なく、愛情たっぷりに育てられたという。ただ、両親となった夫婦はともに白人だったことから、周囲から「なんで黒人の親が白人なんだ?」と訝しがられることも少なくなかったという。  Netflixで配信されたルスタンのドキュメンタリー番組『Wonder Boy』では、人種差別も経験し、孤独感にさいなまれていたことも告白している。

若くしてファッション界で才能を認められる

 複雑な幼少期や差別も経験したルスタンだが、類まれな才能に恵まれ、ファッション界で早くからその実力が認められた。パリの服飾学校を卒業した後、イタリアのブランド「ロベルト カヴァリ」で5年間働いたルスタンは、その後フランスの超高級メゾン「バルマン」へ。そして2011年には、25歳という若さでバルマンのクリエイティブディレクターに大抜擢された。
 2015年には、バルマン×H&Mのコラボコレクションを発表し、大きな話題に。そんな独自路線を貫くルスタンのスタイルは、ビヨンセリアーナカニエ・ウエストジャスティン・ビーバーなどの超ビッグスターからも絶大な支持を受けている。今月には、バルマンのクリエイティブディレクター就任10周年を祝うファッションショーが開催され、多くのセレブが集結した。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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