佐々木蔵之介の結婚コメントにモヤッ…妻に「完敗」とわざわざ宣言する謎
優しさなのか、関係性の放棄なのか

写真はイメージです(以下同じ)
「うちは奥さんがエライから」と言いまくる夫
あくまで“傾向”ではあるが、男性の習性として「器の大きな男に見られたい」というものがある。
「男ははなからエライのだから、その偉(えら)さを前面には出さず、妻の尻に敷かれているように振る舞うことで、自分の器の大きさを見せつけたい。そんな面もあるのかもしれません。うちの夫に限っては」
カナエさん(44歳)はそう言って苦笑する。4歳年上の男性と結婚して15年。13歳と10歳の子がいる。
「うちの夫は外に行くと、自身を卑下(ひげ)することで私を持ち上げようとするんです。親戚が集まった席でも、私が何か言うと、『うちの奥さんはオレと違って頭がいいから』って。
夫は社会的地位もあるし、経済的にもそれなりに稼ぐ人。そういう人が自分を卑下するのは嫌味でしかないですよね。
友人夫婦と食事をしたときも、『うちの奥さんはボクと違ってユーモアがあるんですよ』と言いまくる。妻を持ち上げることで、自分の器はでかいぞと言っているみたい」
カナエさんがそう思うのは、家にいるときの夫がまったく褒めてくれないからだ。非難することもないかわりに褒めることもない。カナエさんは専業主婦だから、家庭のことに口を挟(はさ)まないのが「妻を尊重すること」だと夫は思っているようだ。


