“妻だから”夫に尽くしてきたのに「頼んだ覚えはない」と言われたら?|松本まりか『それ誓』で考える夫婦関係
「もっと気楽に」手抜きし始めてから、夫婦仲に変化が
「日々の生活の中で、適当でいいことと夫がこだわりたいところなどざっくばらんに話すようになりました。
そういえば私もこれだけはきちんとやりたいということと、やらなければいけないと思っていたところがある。たとえばどんなに疲れていてもキッチンだけはきれいに片づけて休みたい。でも部屋に掃除機をかけるのは毎日でなくてもいいかなと思う。以前は毎日やっていたんですけどね。
夫は『毎日掃除機をかける必要なんてないでしょ。忙しくしていいことなんて何もないよ。週末、オレがやるよ』って。なんだ、それでいいのかという感じです。10年たってやっとお互いに本音を言い合えて気楽になれたんですね」
純と武頼も「あと一歩、踏み込んで本音を」
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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