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良いうんちの定義は「長さ30〜40cm」元サッカー選手・鈴木啓太の腸活法

おすすめの腸活は“お腹を温める”こと

鈴木啓太さん――鈴木さんが現役のときは、便を見てコンディション作りに活かしていたそうですね。 鈴木:今日調子良いな、ちょっと調子良くないな……昨日何食べたかな? とか。コンディション作りというよりか、食事のフィードバックみたいな感じですね。自分にしか、自分の便を観察してあげられることはできないので。便を観察して、自分に合ってるものは何だろう?と自分なりに見つけていってあげることが大事かなと思います。 ――どのような便を目指せば良いのでしょうか。 鈴木:弊社は良いうんちの定義を「1日1回以上出て、長さ30〜40cmの便」としています。もちろん50cmでも60cmでも、長い分には良いですよ(笑)。長くて太くて……さらに黄褐色であればなお良いですね。  便の状態をカテゴリー分けした「ブリストルスケール」というものがあるんですが、それを見て判断するのも良いと思います。インターネットで検索すると出てきますよ。 ――太く長い便を出すためには、具体的にどのようなことを? 鈴木:腸内細菌って、37度が一番繁殖しやすいんですよ。僕たちの研究では、腸内細菌を培養するとき37度の培地で菌を増やすんです。30〜40代の女性はお腹を冷やしている方々が多いので、朝起きて白湯を飲んだり、朝食でスープを食べたりしてお腹を温めてみてください。

菌をたくさん摂ることも重要

――便秘でも下痢でも、腸活としてやることは同じですか? 鈴木:はい。温めること以外は、菌をたくさんとること、菌にエサ(食物繊維)を与えることも大切ですね。ちなみに僕らが開発したサプリメントには、酪酸菌・乳酸菌・ビフィズス菌とか……約30種の多様な菌が入っているんですよ。それくらい菌をたくさんとることは重要なんです。  とはいえ、まずは自分の便を見ることからスタートされるのが良いんじゃないかなと思います。やっぱり自分のことを知らない限り、コンディショニングってできないんですよね。 ====== ――便を観察する、軽い運動をする、お腹を温める……ちょっとしたことから腸活を始めてみてはいかがでしょうか。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます <取材・文/管理栄養士 梅原しおり>
梅原しおり
早稲田大学人間科学部卒、管理栄養士免許をもつライター。Twitter:@unchieiyoushi
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