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「ずっと保護活動がしたかった…」“猫専門イラストレーター”が見つけた支援の形

飼い主さんの愛を汲み取り、似たイラストを

 イラストを描くとき、一番こだわっているのは猫の瞳。
黒猫感謝の日に描いたイラスト

黒猫感謝の日に描いたイラスト

 瞳の透明度や潤み具合は写真を見ながら想像し、リアルに再現。「猫好きさんって、猫ちゃんと目が合うとキュンとしますよね?そのときめきを絵にしたいので、見た時に目が合うように描いています。」  これまで制作した中で一番思い入れ深いのは、今の道に進むきっかけを作ってくれた先輩の愛猫・スワくんの絵でした。
「今とはタッチが少し違います。この子と先輩の暮らしがなければ、猫のイラストを描くことは始めていませんでしたね」

亡くなった猫を描くことも

 注文を受けたら、とにかく似るように写真を見ながらイラストを制作します。 「目を血眼にして、必死に描いています(笑)。亡くなった猫ちゃんを描くときは、ちょっと泣くこともあります」  再現率の高い作品の数々は驚くことに、なんとペンタブではなく、マウスで描かれています。
亡くなった動物が辿り着くとされている虹の橋をテーマにした作品

亡くなった動物が辿り着くとされている虹の橋をテーマにした作品

 自身の中にある猫愛と飼い主さんが愛猫に対して抱く深い愛。Coonyさんのイラストには、そんな目には見えない大切なものがしっかり描かれているからこそ、多くの人の心に刺さるのかもしれません。
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愛猫は寄り目がかわいい「ミノ」とさっぱり男子「ミン」
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