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「ずっと保護活動がしたかった…」“猫専門イラストレーター”が見つけた支援の形

愛猫は寄り目がかわいい「ミノ」とさっぱり男子「ミン」

 そんなCoonyさんにとってかけがえのない家族となっているのが、愛猫のミノちゃんとミンくん。
温厚なミンくん(左)と寄り目がチャームポイントのミノちゃん(右)

温厚なミンくん(左)と寄り目がチャームポイントのミノちゃん(右)

 ミノちゃんは、気分屋のツンデレ女子。ミンくんはおっとりとしており、来るものは拒まず去る者は追わないさっぱり男子。  おうちでは一時期、保護団体から預かり、猫社会&人馴れ修行中のギャオスくんも一緒に暮らしていました。
ご飯とミンくんのことが大好きだったわんぱく少年ギャオスくん

ご飯とミンくんのことが大好きだったわんぱく少年ギャオスくん

 ミノちゃんとミンくんは、どちらも保護猫。 「ミノは、多頭飼育崩壊から救出された子。グレーの猫ちゃんと暮らしてみたいと思っていたのですが、血統書にこだわりはなかったので里親募集サイトで探していた時に出会いました。対してミンは、飼い主さんの飼育放棄によって保護された子。2匹目を迎えたいと思っていた時に里親募集サイトで一目ぼれし、おうちに迎えました」

愛猫たちは“仲間”みたいな存在

image4 愛猫は家族。でも、子どもみたいな感覚ではなく、同等の仲間みたいな存在――。そう語るCoonyさんはこれまで共に過ごす中で、愛猫のかわいいところをたくさん発見してきました。例えば、ミノちゃんにはまったりしている時にサイレントニャーをしてから、小さな声でケッと鳴く癖が。 「ミンは撫でてほしいと、鳴きながら私の目を見つめ、太ももや背中を手でトントンと叩いてきます」 image3 個性あふれる2匹はつかず離れずな距離を保ちながら、マイペースな日常を満喫しています。

さまざまな“あるあるポーズ”にチャレンジしたい

 そんな愛猫たちに癒されつつ、Coonyさんは人と猫が幸せになれるオリジナルな保護活動を継続していく予定です。 image5「今は証明写真のような絵が多いので、今後は全身バージョンや威嚇ポーズなど、猫好きさんが『あるある!この仕草かわいいよね』と思ってくれるようなイラストにチャレンジしてみたいです」  これまで培ってきたデザインスキルを、犬猫のために役立てるCoonyさん。その活動の中には、たくさんの笑顔が咲いています。 <取材・文/愛玩動物飼養管理士・古川諭香> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
古川諭香
愛玩動物飼養管理士・キャットケアスペシャリスト。3匹の愛猫と生活中の猫バカライター。共著『バズにゃん』、Twitter:@yunc24291
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