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稼ぎ頭だったモラハラ夫が、病気で倒れて専業主夫に。夫を号泣させた“妻の一言”|ドラマ『シジュウカラ』

葛藤や苦さまで伝わる、山口沙也加の演技が秀逸

 こうしたどこにもやり場のない重さを抱えているときの山口沙也加の演技は秀逸。何かのせいにしたい、誰かのせいにしたい、恨みをどこかに思い切りぶつけたい。だがそれもできず、ときどきたまった心の澱(おり)のような苦さが喉元まで上がってくるような感じが、見ている側にも伝わってくる。  元カレの岡野との不倫はすでに始まりかけている。ドラマ7回目のラストのメッセージは、「この物語はフィクションですが、別れた人への恋心は実在します」  どうやら次回は千秋(板垣李光人)との再会があるようだ。 【関連記事】⇒40歳妻を誘惑する、22歳男子の目的は?『シジュウカラ』山口紗弥加の演技が光る <文/亀山早苗> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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