
いちご大福14個の大量生産完了!
なんとか14個完成。大きさにバラつきがあります。あんこと求肥の量に差が出てしまったのか、あんこが透けて見えてしまって「吹雪まんじゅうかよ!」とツッコミたくなるものもありますね(汗)。

ルックスはいまいちですが、味は問題なし!
みてくれはさておき、肝心なのはお味。自分で作ったものなのに、恐る恐る口に入れてみたらビックリ。あら、けっこういけるじゃないの!
ちゃんといちご大福の味になっているではありませんか!
新鮮ないちごのシャクッ!とした歯ざわりがたまりません。口の中に飛び込んでくるいちごのフレッシュな果汁がいい。
甘さと酸味の、あんこや求肥とのバランスも絶妙です。形はよくないのですが、各素材の分量はちょうどよかったのかもしれません。いちごとあんこの甘さのブレンド感が美味しさを倍加させます!そうそう、これがいちご大福の魅力ですよ!いちごの酸味とあんこの甘さって、合うんですね!複層的で濃厚な味で、思わず2個目に手をのばしてしまうありさまです。
さてさて、いちご大福の大量生産、今回は14個でしたが、材料を2倍にすれば単純計算で28個、3倍なら42個の生産が可能です。ただ一点、求肥が固くなりやすいため、大量に作る際にはひとりでの作業はちょっと無理があるかもしれません。プロの和菓子職人ならばいざしらず、素人はよほど素早く求肥を処理しなければならないからです。
むしろこれは、
家族や友人などで集まって、大勢でいちご大福作りをするのがいいでしょう。きっと楽しいと思いますよ。「○○ちゃんのが一番大きい!」「○○さんが包んだの、美味しい!」「○○さんのは△△に似てるね」などと、話題にも事欠きません。いちご以外のフルーツで試してみるのもいいかもしれませんね。
<写真・文/からあげライター 松本壮平>
松本壮平
ライター&編集者。日本唐揚協会認定カラアゲニスト。「からあげの聖地」である大分県中津市出身。年間の唐揚げ喫食量は300食を超える。専門店だけでなく、居酒屋、食堂、スーパーなどで唐揚げを見つけては食べてみる「から活(からあげ探索活動)」を継続中。Twitter:
@dogesho