「『なんなの!? 嫌がらせ?』『前みたいにデパ地下のお惣菜持ってきなさいよ!』『
うちの晩御飯が貧乏くさくなったって、夫から嫌みを言われてるのよ!』と、文句がどんどん出てくる(笑)」
あなたの家の食事事情なんて知らないよ……とみんな思いつつ、同情しながらそっと食べ残しをセコママのお弁当のフタに置いてあげたそうです。
「キャラクターの顔のポテト(ちょっと焦げてる)や、足がちぎれまくってタコに見えないタコさんウィンナー……たまごふりかけ。
それを見たセコママはさらに怒って、
『どこまでケチなの!?』って、叫びながら子どもの手を引いて帰ってしまって。そのセリフを聞いて、『あんたが言うなよ』って思わず声が出てしまいました」
自分の言葉がそのまま自分にあてはまってしまう、特大ブーメランもいいとこですね。
「結局セコママとはそのまま疎遠になりました。裏でさんざん私たちの文句を言っていたようですが、食べかけの残飯処理はまっぴらごめんです。ランチ会はストレスを溜める場ではなくて、息抜きできる空間であってほしいものです」
何度も交流を持つうちに、セコすぎる本性が目立ちはじめた今回のケース。残飯を人に平然と出すというぶっ飛んだ考えは、一体どうやったら生まれるのでしょうか……。
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<取材・文&イラスト 赤山ひかる>
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赤山ひかる
奇想天外な体験談、業界の裏話や、社会問題などを取材する女性ライター。週刊誌やWebサイトに寄稿している。元芸能・張り込み班。これまでの累計取材人数は1万人を超える。無類の猫好き。