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ハンドメイド教室に行ったら完全に“セレブの集まり“だった。私って場違い…?

「野暮ったい私にはもともと無理」サロン講師は諦めた

 そしてポーセラーツを習い続けること数か月、美優さんは無事にディプロマを取得します。年会費を払えば講師としてサロンを開業できるところまで来たにもかかわらず「辞退しました」と語ります。 「陰キャの私には、あのサロンの雰囲気は合わないなと思いました。あと、入会してから知ったのですが、講師になるとサロン所属の講師が集まる交流会なんかもあるらしく、コミュニケーションが苦手な私はそういう集まりが苦手で参加したくなかったのもあります」  決して安くはない受講料を払っていたのに、講師になる夢を諦めるのはなんだかもったいない気もしますね……。 「明らかに住む世界が違う人たちの集まりでしたから、これでよかったんだと思います。先生も生徒さんも雑誌から出てきたかのような明るくてかわいらしい人ばかりでした。  ファッションセンスに乏しく、野暮ったい私にはもともと無理があったんだと思います。自分が知らない世界を知れただけでもいい勉強代になったと思って諦めました」  現在、美優さんは講師の仕事はしていないものの、趣味としてポーセラーツを楽しんでいるそうですよ。住む世界が違う人でも趣味が合えば話は弾むというのは興味深いですね。でも美優さんの言う通り、少なからず居心地の悪さはあるのかもしれません……。 【他のエピソードを読む】⇒「実録!私の人生、泣き笑い」の一覧へ 【あなたの体験談を募集しています!】⇒心がほっこりした「ちょっといい話」、ありえない!「びっくりした話」「ムカついた話」、人生最悪の恋愛を募集中!(採用時に謝礼あり)ご応募はここをクリック <取材・文/林加奈 イラスト/ただりえこ>
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