Entertainment
Human

阿部寛58歳、ドラムに初挑戦「本当の危機でした」。NYの映画祭で受賞も

いろいろ考えた50代、これからもまだまだ挑戦を

――ありがとうございます。阿部さん、本作では中年刑事の悲哀や葛藤、再スタートが描かれますが、阿部さんが年齢を重ねたからこそ感じている喜びを、最後に教えてください。
いろいろ考えた50代、これからもまだまだ挑戦を

『異動辞令は音楽隊!』より

阿部「正直、50歳を超えて、役柄が狭まってきたのを感じていたんです。40代なら30代もできるし、上の年齢もできる。身体を動かす役とか。どんな役でもオファーがあったのですが、50歳を超えるとそういうのも減る。日本の俳優で、僕より年上の人で現役でやれる人って、ほかの年代に比べると少なくなってくるんです。そういうことも考えさせられる50代でした。けれど、今回のような作品に出られて、内田監督と一緒にやれたことは、意味のあることだったし、これからの糧になっていくと思っています。喜びとは違うかもしれないけれど、これからもまだまだ色々な挑戦をしていきたい。そんな感じですね」 <取材・文/望月ふみ>
望月ふみ
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
1
2
3
Cxense Recommend widget
『異動辞令は音楽隊!』は8月26日より全国公開 (c)2022『異動辞令は音楽隊!』製作委員会
あなたにおすすめ