そうボヤきながらも頑張った甲斐があったようで妊活開始から半年も経たないうちに妊娠が発覚。彼女の言葉は現実のものとなります。
「こんなにすぐできるとは思わなかったから嬉しかったですけど、妻は『だから言ったじゃん』ってドヤ顔がスゴかったですね。
後日、気になって聞いてみると、今も仲のいいギャル時代の友達との間でティモンディが人気らしく、みんな同じ時期に結婚したことから『これを合言葉にウチらも妊活に励もう!』ってことになったそうです。これだけ聞くとなんかバカっぽいですが、友達2人も同じ年に妊娠したそうなので侮れないなって思いましたね」

写真はイメージです
2人目を作る際にもこの言葉が飛び出すのではと夫は戦々恐々?
昌也さんたち夫婦にとっては子宝を授かるパワーワードになったようです。ただし、世の中には不妊で悩む女性も多く、軽々しく言える言葉ではありません。
「妻も『そんなの当たり前じゃん』と分別はわきまえている様子でした。あくまで昔からの友達限定で言ってるだけで、子供ができずに悩んでいたギャル時代の仲間からは『悩んでるのがバカらしくなった』って逆に感謝されたって。
ウチも子供がもう少し大きくなって2人目を作ろうかって話をしているため、近い将来『ヤレばデキる!』ってまた言い出すかもしれません。期待半分、残り半分はちょっと怖いですけど(苦笑)」
ティモンディの2人もこんな意味で妊活中の夫婦に使われるとは思ってもいなかったでしょうね。
―シリーズ「ヤンキー・ギャル・コギャル」―
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<文/トシタカマサ イラスト/やましたともこ>
トシタカマサ
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。