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尾野真千子(40歳)が語る夢「今でも“女優が夢”。私にはこの夢しかない」

田中裕子さんは空気が違う

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田中裕子さんは空気が違う

『千夜、一夜』より

――田中さんは大先輩ですが、尾野さん自身も今や先輩としての立場になってきています。実際、若手の俳優さんにお話を聞くと、憧れや尊敬する先輩として尾野さんのお名前が挙がってきます。 尾野「えー、本当ですか? 自分自身が先輩としてかぁ。考えたことないです(苦笑)。まだまだ追いかける方だから。私が追いかけられる立場だとは一度も思ったことがないですね。見本になるようなこともやってないし。田中さんほどになれば違いますけど。田中さんは、やっぱり存在というか、空気が違います。しかもご自身の持っているオーラを、役柄によって出すぎないように調節できる。スゴイですよ。こうなりたいと思える先輩です」

女優になりたいという夢を忘れたら、女優じゃなくなる

――尾野さんは、今でも「女優が夢」とお話されていますよね。
女優になりたいという夢を忘れたら、女優じゃなくなる

『千夜、一夜』より

尾野「そうです。職業は? と聞かれたら『俳優、女優です』と言いますが、同時に『夢はなんですか?』と聞かれたら、『女優です』と答えます。本当に、今でも女優になりたいと思っているんです。いや、まあ女優なんですけど。でも女優になりたいという夢を忘れちゃったら、女優じゃなくなる気がするんです。私のなかで、“女優”って、ずっと憧れだし、女優の形って本当にいろいろあるから掴めないし。その夢を追って、持ち続けているからこそ、今も続けていられる気がするんです」 ――女優の形はいろいろあるとのことですが、作品も、演じる役柄も本当にさまざまで、年齢によっても変わってきますね。 尾野「だからその都度、目指すところも変わってくるし。追いかけるものがどんどん変わるんです。でも私には、この夢しかない」
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賞をもらいたくてやっているわけではない
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