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男性の育休「取ってよかったことしかない」。経験者が語る大きなメリット

職場に伝えるときは? 参考にしたのはドラマ『逃げ恥』

「逃げ恥」スタイリストに聞く!ドラマが2倍楽しくなる“みくりコーデ”の秘密

『逃げるは恥だが役に立つ』公式サイトより

 つくしさんが「育休を1年取得したい」と職場に報告した際は「多少、緊張した」といいますが、伝え方は漫画原作のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)のシーンを参考にしたそう。 「主人公の平匡さん(演・星野源)が勤め先に育休の話をするときに、さも当然の顔をして申し出るんですよ。それは、パートナーのみくりさん(演・新垣結衣)と話し合った上で、さも当然の顔をして申し出るべきだって話になったっていう経緯があって。  自分も育休の話をするときは、もう、さも当然のように(を意識しました)。自分が働いてるところはリモートワークだから、さも当然の文章で。その後面談したりとかもあったんだけど、最初から当然のように臨もうという気持ちがありました」(つくしさん)  職場は幸いにも「育休をちゃんと取っていこうという会社」だったそうで、周囲は応援ムードだったといいます。 「男性が育休を取っていた前例もあるし、自分が話したときも『ぜひぜひ』と応援してくれた。だから戦ったりとか、そういう苦難みたいなものはなかったけどね」(つくしさん)  シオリーヌさんは「世の中はまだそういう会社ばかりではないだろうから、それを言い出すことで自分の処遇が悪くなっちゃう人とか、厳しい顔をされたりする方も多いんじゃないかと思う」と社会の現状にも触れました。

育休を取って、よかったことしかない

 実際に育休を取って1ヶ月ほどが経った時点(動画公開時)で、つくしさんは「よかったことしかない」と断言。 「子どもが生まれて、退院してきて、お家での育児が始まる。このタイミングで、もしも、しおり1人で赤ちゃんの世話をしなきゃならないってなってたら、どうなってたかわかんないなって思う。  授乳のタイミングも間隔が一定ではなくて、なんで泣いてるのかわからない。(赤ちゃんの)泣き声を聞いてると悲しい気持ちにもなってくるし、そういうときに一緒にお喋りができる大人がいるってだけで、自分自身すごくありがたい気持ちに何回もなっている」(つくしさん)  赤ちゃんをあやす時に“協力者”がいるだけで育児の大変さが変わってくるといいます。
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育休は“原則出産予定日”から。意外と知らない実態
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