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胃の中に砂…痛々しい姿から“美猫”になったラヴィちゃんの成長に感動

今日のにゃんこタイム~○○さん家の猫がかわいすぎる Vol.90】  じゅくじゅくおめめの子猫から、気品あふれる美猫へと素敵な変身を遂げたのはLavi0915さん(@Lavi0915)宅の蘭姫(ラヴィ)ちゃん。  蘭姫ちゃんは、飼い主さんの家族によって救われた保護猫です。 【画像をすべて見る】⇒画像をタップすると次の画像が見られます

公園の近くでボロボロの子猫と出会って

 2020年9月15日の夕方。地域猫活動をしていた飼い主さんの家族は、野良猫がたくさんいる近隣の公園近くに止まっていた車のタイヤ付近で、ちょこんと座っている白い子猫を発見しました。
保護当初は真っ白だった

保護当初は真っ白だった

 あまりにも小さなその子猫の近くには親猫やきょうだい猫などが見当たらず、ひとりぼっち。  朝晩が肌寒くなっていたことや、前日には近所の人から白い猫が交通事故に遭った話を聞いていたこともあり、保護を決意しました。  動物病院では、乳歯が生え揃っていたことから月齢は1ヶ月半ほどであることが判明。体にはノミがたくさんおり、検便からは花粉や土などが検出されました。 保護当時の体重は250g「体重は、わずか260g。先生から数日間、何も食べていないかもしれないと言われ、病院でウェットフードを少し口に入れることになりましたが、きちんと離乳できていなかったようで、食べなかったそうです。ミルクをあげつつ様子を見ながら、離乳食に移行していくアドバイスをもらったようでした」

苦戦していたミルク飲みも、見事克服

人間好きの蘭姫ちゃん 蘭姫ちゃんは保護当初から人間好きで、家に迎えた翌日には手に擦り寄ってくるように。元気もあり、ケージの中でひとり遊びをして過ごすこともありました。しかし、哺乳瓶からミルクが上手に飲めなかったため、飼い主さん家族はシリンジで少しずつ飲ませることに。 「本当に育つのか心配でしたが、2日ほど経った頃、哺乳瓶の乳首を改良したら、ゴクゴク飲めるようになり、少しホッとしたそうです」  しかし、その後、新たな壁が。なかなかフードに興味を示してくれず、離乳食への移行がスムーズにいきませんでした。離れて住んでいた飼い主さんが蘭姫ちゃんと本格的に関わり始めたのは、この頃からでした。 「ときどき、我が家に来るようになりました。お皿からご飯を食べてくれず、シリンジやスプーン、指を使うと食べてくれたので、もしかして食べ方が分からないかもと思い、お皿から食べるフリをして見せ、近くにそのお皿を置きました」  すると、蘭姫ちゃんは食べ方を理解したのか、お皿からご飯をパクパク。感動のあまり飼い主さんは、その光景を動画に収めました。
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名前“ラヴィ”の由来は?
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