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ワタナベ薫×人気インフルエンサーが人生に迷ったあなたに贈る言葉「自分の人生のハンドルは自分で握ろう」

 累計17万部を突破した『未来手帳』をはじめ、著書の多くがベストセラーとなっているメンタルコーチ・ワタナベ薫さんが、新刊『世界で一番大切なあなたへ 人生に迷った時に開く本』を上梓した。サブタイトルに“人生に迷った時に開く本”とあるように、彼女自身が紆余曲折の人生を経て学び取った50の言葉が並んでいる。そして、イメージ写真のモデルに起用したのがロシア人のロディだ。彼はインスタグラムやTikTokなどでZ世代から強烈な支持を集めている一方で、プロフィールをほとんど明かしていない謎多きインフルエンサーでもある。  今回は、そんな二人が出会った経緯から本に込めた思いなどを語ってもらった。

モデルに起用された経緯は不思議な出会い

ワタナベ薫さん ロディさん

ロディさんとワタナベ薫さん

――ワタナベさんは今まで多くの著書を出されていますが、今回は趣向を変えた内容になったとお聞きしました。 ワタナベ:そうですね。今までは長文の自己啓発の本を書いてきたんですけども、短い文章でインパクトに残るようなメッセージがいいなと思ったんです。私は、20代のころは月10万円の極貧生活、30代で離婚や流産も経験しました。そういう、人生がつらかったときに、自分に投げかけていた言葉を盛り込みました。広い世代にこの本を取って欲しいという思いもあります。 ――今回、ロディさんを表紙のモデルに起用された経緯は? ワタナベ:本当に不思議な出会いでした。 ロディ:そうですね。 ワタナベ:3年ぐらい前に彼のことをYouTubeで見つけて、すごく惹かれるものがあったんです。そこから彼のSNSで活動を追っているなかで、メッセージをもらう機会があって。それが、ちょうどこの本の企画が立ち上がったときで、運命的なタイミングだったと思います。 ロディ:これが僕の初めてのモデルとしての大きな仕事になったので、とても感激してます。カメラマンさんも頑張ってくださって、すごく綺麗な写真が撮れました。

この本に写っている自分は全部好きです(笑)

――表情豊かなロディさんの写真と文章という構成になっていますが、どういうふうに制作を進められたんですか? ワタナベ:最初に私が文章を書いて、その言葉からイメージした絵や場面をリストにして、カメラマンの尾木司さんに送りました。彼がそのリストに沿ってロケハンしてくれて、2日間かけて撮影していきました。「愛」、「人間関係」など5つのチャプターに分かれていて、ロディの表情もチャプターごとに全然違うんです。2000枚のなかからチョイスした甲斐がありました(笑) ロディ:この本に写っている自分は全部好きです(笑)
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「やりたいことは全部やる。私の人生は私のもの」
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