どちらも1日着用して過ごしてみたところ、息苦しさはどちらもありませんでした。
ダイソーマスクは丸ゴムですが、耳の痛みは特にありませんでした。

ダイソーマスクをつけてみた
生地の素材がよほど薄いのではと心配したものの、マスクの中が透けて見えることはないので、こうして着用しても高いマスクと比較しても遜色ありませんね。見た目はごくごく普通のマスクです。
ただ、ノーズワイヤーが鼻にフィットしにくく、話をしているうちにマスクがだんだん下にズレ落ちていきました。ワイヤーが元に戻ろうとする力が強いのか、はじめは鼻の形にフィットしても、時間の経過とともに形状が崩れてしまうので、ズレ落ちてしまうようです。
ノーズワイヤーを何度も調整する必要があり、若干不便さを感じる場面もありました。
一方、三次元マスクはノーズワイヤーのフィット感があり、長時間つけてもマスクがズレ落ちませんでした。

三次元マスクをつけてみると…
耳ひもは着け心地の良い平ゴムなので長時間つけても痛くなく、やはり1箱1000円超えのマスクは違うなと実感。ノーズワイヤーもずっと同じ形状を維持できていたので、着け心地は1日中快適でした。
ダイソーマスクは口もと覆う機能としての役割はきちんと果たしていますが、マスクがすぐにズレることから着け心地や飛沫防止の観点からすると、外出先で長時間の着用は不向きかもしれません。
近所のコンビニなど、ちょっとした外出のときに着用するのは差し支えなさそうです。
というわけで、ダイソーの30枚110円のマスクをレビューしてみました。
見た目は普通のマスクなので、性能や着け心地に強いこだわりがなければアリと言えます。110円という価格自体はとてもリーズナブルなので、お試しで買ってみてもいいかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。
<文・撮影/林加奈>