Gourmet

50年変わらないこだわりのジャンボプリン。味覚と視覚で楽しむ奥深い“映えプリン”の世界

も。けん氏のプリン巡りの原点「東出珈琲店(金沢)」

東出珈琲店

金沢駅から徒歩10分ほど、近江町市場「買い物通り口」を出てすぐの通り沿いにある「東出珈琲店」の「プリン」450円。焦がされた濃いカラメルと生クリームを感じるコクのある味わいが楽しめる

 プリン巡りには忘れられない原体験がつき物だ。も。けん氏が「とにかくおいしい」と衝撃を受けたと明かすのが、金沢の「東出珈琲店」。 「一見したら普通のプリン。でも、見た目以上に口どけがよく、コクや焦がされたカラメルの味わいがあります」  小さなころにホテルで食べたケーキのようなホールから切り出された懐かしい三角形も美しい。

プリン好き編集部員の運命を決めた「ドース イスピーガ(神保町)」

ドース イスピーガ

「たまごプリン」540円(手前)、「オレンジプリン」650円(奥)

 そして私、編集キタオカの運命を決めたプリンは、2017年7月にオープンした神保町のポルトガル菓子店「ドース イスピーガ」に。  名物はパステル・デ・ナタ(エッグタルト)。事前予約は先々まで埋まっており、当日分も早めに売り切れてしまうほどの人気だ。しかし、店主の高村美祐記さんはもともと製菓の勉強をしていたわけでも、ポルトガル菓子店を開こうと思っていたわけでもなかったという。
ドース イスピーガ

カウンターで作業をする店主の高村美祐記さん

 2004年~2005年までポルトガルに住んでいた経験から、帰国後もポルトガルと繋がる仕事をしたいという思いを抱いた高村さん。日本でポルトガルレストランに就職し、調理師免許などを取得していく中で、家庭的な設備でも作れて、自分で売れるものを考えた末、現在の「ポルトガルのお菓子」に辿り着いた。最初は自転車での行商からスタートし、2017年からは現在の店舗型に。
ドース イスピーガ

さまざまなポルトガル菓子の並ぶ店内。お菓子を通して「働く人にエネルギーを」と高村さん

 ちなみに、プリンの誕生は2008年まで遡る。北部の大学の学食で働く調理師のイザベルさんという女性が作る子供のころに食べていたような弾力のあるプリンのレシピが元になっているのだそう。
ドース イスピーガ

神保町駅と小川町の中ほどに位置する「ドース イスピーガ」

最後に、恥ずかしいが、「ドース イスピーガ」のプリンを初めて食べた当時の感想メモを抜粋してみよう。「しっかりした立ち姿。しっかりした重み。得られる満足感、プライスレス」はじまりのプリンはきっとどこかであなたを待っている。
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ブラジル発!見逃せないネクストブレイクプリン「ブラジルプヂン」
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【ヘッケルン】
住所:東京都港区西新橋1-20-11 安藤ビル1F
営業:平日8:00〜19:00 土曜8:00〜17:00/第2土曜、日曜祝日休み
電話番号:03-3580-5661

【東出珈琲店】
住所:石川県金沢市十間町42
営業:8:00〜18:00/日曜定休
電話番号:ー

【ドース イスピーガ】 住所:東京都千代田区神田小川町3-2-5 営業:平日7:00〜18:00 土祝8:00~15:30
電話番号:076-232-3399

【TOKAKU Coffee+】
住所:東京都江東区清澄3-1-3
営業:10:00〜18:00/火曜定休
電話番号:03-5875-8834
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