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『リバーサルオーケストラ』田中圭に号泣!玉木宏・三上博史も演じた“俺様キャラ”の魅力

クラシック音楽がもつ普遍的な力強さ

私たちがオケドラマに魅了されるのは、いくつかの要因があると思います。まずひとつ目は「クラシック音楽」の力。ドラマに合わせて編曲を加えられていますが、『リバーサル~』と“のだめ”はテーマ曲から劇伴まで全てクラシック音楽で構成されています。
クラシック音楽は堅苦しく、聴くのに知識が必要と思われがち。しかし、知らず知らず慣れ親しんできたクラシック音楽が、実は沢山あることに気づかされます。普遍的に愛され続けてきた名曲たちが、ドラマを彩ると共に私たちに感動をもたらしているのではないでしょうか。

オケドラマの指揮者といえば“俺様キャラ”?

なぜか、3作品の指揮者が今回の田中圭演じる朝陽を含め全員“俺様キャラ”であることも、とくに女性視聴者の心を惹きつける要因だとひそかに思っています。 傍若無人でとにかく偉そうだけど、徐々に心を取り戻していく鳴瀬(三上)。貴公子の風貌で王様のように振る舞うも、ヒロイン・のだめに振り回されまくる千秋(玉木)。それぞれにたまらなく魅力的。
「それが答えだ!」サウンド・トラック・クラシック・ヴァージョン

「それが答えだ!」サウンド・トラック・クラシック・ヴァージョン(EMIミュージック・ジャパン)

『リバーサル~』の朝陽(田中)も、とにかく団員には厳しく、俺様的振る舞いは同じ。一方、本番の演奏のあとではとびっきりの笑顔で団員たちに拍手を贈りました。そのツンデレ感といったら!
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「俺様」の仮面に隠された、指揮者の情熱にときめく
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