2人目の育休を終え、職場に復帰した利根さん。残業で夫より遅く帰宅した日も、
子どもはお菓子を食べて飢えをしのいでいる状況。夫は何もしてくれません。
「ただ無言でスマホを触っているだけでなく、明らかに機嫌が悪くて。物を投げたり子どもに当たったりして、とても怖いんです。もともと無口な人なのですが、それが逆に恐ろしくて。
子どもたちもビクビクしていて、とてもかわいそうでした」

しかも、また夫が職場の女性とLINEをしていたことが発覚。しかし決定的な不貞の証拠はなく、その時も許さざるを得ませんでした。
その後、夫への愛はなくなっていたものの、夫に無理やり体を求められ、3人目の子どもを妊娠。夫は日増しに何もしなくなり、利根さんの負担は増える一方でした。
3人目を出産後、夫妻に転勤の辞令が出て、利根さんが数か月先に引っ越すことに。別居中、仕事とワンオペ育児で大変な状況を夫に話したくて連絡を取りますが、なかなか電話に出てくれません。
「
子どもが電話しても『無理』とすぐ切られました。一緒に住むようになってからも嬉しそうな感じはなく、むしろよそよそしくて。なんか怪しいなと思ったら、やはり私がいない間に浮気をしていたんです」
またも先輩の密告から、夫が24歳の女性と逢引きしていたことが判明。さすがの利根さんも堪忍袋の緒が切れてしまいました。