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WBCで大注目!「ペッパーミル」を選ぶときに気をつけること2つ。コスパが良いのは

②ピンクペッパーをミルに入れないように注意する

ミル挽きには対応していないピンクペッパー

ミル挽きには対応していないピンクペッパー

 コショウにもいろいろな種類があります。定番の白や黒の他、緑や赤が手軽に購入できるようになっていますが、ペッパーミルに入れてはならないのは、赤い「ピンクペッパー」。 「ペッパー」という名はついていますが、コショウ科のブラックペッパーやホワイトペッパーとは別の植物であり、辛味はありません。そして成分として糖分を含んでいるためにミルで挽きにくい特性があるのです。これを知らずにピンクペッパーを入れて挽いてしまうこと、ギア部分にこびりついて目詰まりの原因になってしまいます。  そして一度詰まってしまうと、自分では取り除くことが困難な場合も。ピンクペッパーは丸のまま添えるか、軽く指でつぶしてパラパラっと振りかける香辛料だと覚えておきましょう。

リーズナブルなセラミック刃で試すところからはじめるのもアリ

GABAN グルメミル(株式会社ギャバン)

GABAN グルメミル(株式会社ギャバン)

 もっと気軽にミルを試したい方にオススメなのが、錆びる心配のない「セラミック刃」のタイプ。これなら1本500円前後で購入することができます。  このセラミック刃のミルは金属刃を使った本格的なミルと比較すると違いはありますが、あらかじめ挽いてあるコショウと比較した場合、風味に確かな差を実感することができます。  まずはこのタイプを使ってみて、もっと長く使い続けたくなった、挽き立ての香りをとことん追求したくなったら、本格ミルの購入を検討しても遅くはありません。
セラミック刃なので、錆びません

セラミック刃なので、錆びません

 ヌートバー選手をきっかけとして、これまでにないほどの注目が集まっているペッパーミル。食卓に登場させてみることで、日々の食生活に幸せが生まれるかもしれません。 <文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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