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47歳内田有紀、「若い頃から見ていました」と言われることが嬉しい。年齢を重ねることは「後ろ向きに思っていない」

人は光と影の両方を見たい

フィクサー■メインキービジュアル――玲子はキャスターとして表に立つ人です。しかし本作では普段は見せない顔も見えてきます。 内田「人は光と影の両方を見たいものですよね。美しいものばかりでなく、まがまがしいものや醜いものに心を奪われたりもする。玲子はその両方を持ち合わせた女性。それに、そうした世の中の裏と表や、誰かを踏み台にして誰かが成功していくといった節理みたいなものをえぐり取っているのが、このドラマだと思います。その黒幕であるフィクサーを日本でここまで描くドラマはこれまでになかったと思うので、ストーリーとして新しいジャンルを堪能していただけると思います」

「若い頃から見ていました」と言われることが嬉しい

フィクサーSeason1■場面写真――内田さんも表に立っている人ですが、たとえば、表の部分だけを見て、「憧れています!」と言われるのは、単純に嬉しいものですか? 内田「嬉しいですよ。単純に嬉しいです。若い時から仕事をさせていただいているので、同世代の方と触れ合ったりする機会があると、『若い頃から見ていました』と言われることが結構あります。それってこんなに嬉しいものなんだなと、最近すごく感じるんです。それって年を重ねないと、感じられないことですから。何人もお子さんのいる同年代のお母さんが、『私、内田さんの髪形、真似してたんです!』とか、おっしゃられたりして。すごく幸せだと感じますし、そのときの自分がしてきたことに対して、頑張ってよかったなと思います」 ――多くの作品を拝見してきましたが、そうした時間が、内田さんにとっても喜びになっているなんて嬉しいです。 内田「年を重ねること、イコール同年代の方たちと一緒に時代を歩んできたことが、すごく嬉しいことだと、今感じています。これから、よりいろんなことに悩み、つまづきながら、チャレンジして生きていくことを、仲間と共に楽しめる年齢になってきたと思っています」
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内田流、人生のテーマは…
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