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浮気しまくりの最低な夫に、離婚するとき「50万だけあげた」高収入妻の胸のうち

夫の夢は私の夢。そう思っていました

「私の夫もクズでした」  苦笑しながらそう言うクミさん(42歳・仮名)。28歳のときにスピード婚をした1歳年下の夫と4年前に離婚した。今は、中学に上がったばかりの娘とふたりで暮らしている。 「夫はアルバイトをしながら芝居をやっていました。いつか有名な俳優になるというより、芝居をしていること自体が楽しくてたまらない。そんな人だったから、その純粋さに惹かれたんです。娘が産まれたあと、私は外資系の企業に転職しました。知り合いの紹介で、業績さえ上げれば破格の収入がある。自分を試してみたかったんです」
役者

写真はイメージです(以下同じ)

 クミさんは仕事で業績を上げ、一般の会社員では手にできないような年収を得るようになった。そんなとき、夫が自分の劇団を立ち上げたい、事務所を借りたいと言ってきたのだ。 「夫の夢は私の夢。そう思っていた時期でした。私の収入は伝えていなかったけど、なんとなく匂いでわかったんでしょうね。劇団立ち上げには私も行きました。夫の周りの人たちもいい人たちが多くて、みんな喜んでくれていた。それからは芝居をするからお金が必要と言われては出していました」

どいつもこいつも最低じゃないよ、と叫びたかった

 だがあるとき、仕事関係者とホテルのレストランでランチミーティングをし、フロントまで来ると夫と若い女性が客室エレベーターに消えていくのを見かけた。あわてて夫の携帯に電話をしたがつながらない。 絶望する女性「夫の劇団の秘書的役割もしてくれているエリコさんに電話をしたんです。そうしたらなぜか彼女が口ごもって……。そのまま彼女に会いに行きました。『奥さんが気の毒だから話します。私が言ったことは内緒にしてください』と。うちの夫、劇団の女性に手をつけていたんですよ。しかもひとりじゃない。おかしいと思って聞いたら、エリコさんも以前は夫とつきあっていた、と。どいつもこいつも最低じゃないよ、と叫びたかった」  だが彼女を敵に回すのは賢いとは言えない。そのためエリコさんに気づいたことがあったら連絡してと伝えた。エリコさんも復讐したかったのかもしれない。クミさんに協力すると言ってくれた。
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あまりのゲスっぷりに本当に吐きました
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