A子さんのようななんでも許してくれるタイプのやさしさに、B男さんが本当に最初はときめいていた可能性もあるでしょう。しかし、“一時的にときめく要素”と“永続的に愛せる要素”は別ものという場合もあります。 忌憚なく言うなら、A子さんのやさしさにB男さんがときめいたのは事実でも、それはB男さんがずっと愛おしく感じるファクターではなく、徐々に飽きられてしまったという可能性も否定できないというわけです。 ――A子さんは「今回の経験を今後に活かしたいので、とりあえず男の『やさしい子がタイプ』という言葉は鵜呑みにしないようにします」と、前向きに次の恋に進んでいきました。みなさんもA子さんのように、男性の「やさしい子がタイプ」という発言をそのまま額面どおり受け取らぬよう、気を付けてください。 ＜文／堺屋大地＞