ミュージシャンが公演中にステージ上で襲われる事件が相次ぎ、社会全体に衝撃が広がるなか、23日にはビービーが新たな写真をツイッターに投稿。予後を心配するファンの声に応じ、傷痕が残る顔のセルフィーを公開するとともに、「目元が青黒いあざになっているけど、だいぶよくなったわ。ありがとう」と安心させた。
ビービーとエイバの事件をきっかけに、他のアーティストたちの間にも不安や懸念が高まっている。公演中に何者かに襲撃されることは、今回に限ったことではないようで、アダム・ランバートやケリー・クラークソンといった大物歌手も、過去に経験したステージ上での異様な体験を語っている。
アダムはステージ上で演奏している最中、観客からアダルトグッズを投げ込まれたことがあったという。特にけがなどもなく、今では笑い話になっているそうだが、それが起きた直後は、恐怖や誰かにモノを投げつけられた怒りなど、様々な気持ちに襲われたと明かしている。
ケリーは目をつぶりながら歌っているときに、いきなりステージに上がってきた人物に抱きしめられ、腕を回されたことがあったという。そのハプニングに直面したときは、すごく混乱し、恐怖心を抱いたと打ち明けている。
また以前から、コンサートにスマホを持ち込むことを禁止すべきとの意見もある。実際、ポップ界の女王マドンナをはじめ、自身の公演にスマホを持ち込むことを禁止しているアーティストもいる。今回、ビービーが観客席から投げ込まれたスマホで負傷した出来事を受け、この議論が進むことになるのだろうか。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>