ここからは、「シリコンリング」を使って朝食を作っていきたいと思います。献立は定番の目玉焼きとウインナー、野菜の炒め物です。 まずは、熱したフライパンに油を引き「シリコンリング」を並べます。その中へ、火の通りにくい食材から順に入れていき、あとはいつも通りに焼くだけ。 気がかりなのは、生卵のようなとろみのある食材の調理。 ですが、しっかりと温まったフライパンで焼くことで、白身がリングの外へ流出するのを最小限に食い止めることに成功しました。 卵とウインナーにほどよく火が通ってきたら、最後に豆苗と液体の調味料少々をリングの中に入れて火加減に注意しながら焼いていきます。 しばらくすると、豆苗エリアからはジュワッと水分が…。でも焦りは不要。目玉焼きとウインナーエリアをリングごと離して、キッチンペーパーでササッと拭き取ることができるので。 これなら、水分や味がほかの食材に移る心配もさほどなさそうです。 それともう1つ。目玉焼きを調理するときは、「シリコンリング」の内側にも油をほんの少し塗っておくのがおすすめです。リングに白身がくっ付きにくくなり、ペロッとキレイにはがすことができるので、このひと手間を省かないほうがよさそう。 仮に白身がくっ付いてしまったとしても、竹串のようなものを使えば割と簡単にはがすことができます。 さて、気になるここまでの所要時間は？ なんと、たった5分！ 焼き上がった食材を器に盛りつければ、あっという間に朝食作り完了です。 洗いものは、4つの「シリコンリング」とフライパン1つだけ。あと片付けもとってもラク！ 続いて、パンケーキ作りにも挑戦してみました。 パンケーキを焼くときも、「シリコンリング」の内側にバターを塗っておくとキレイに型抜きすることができます。 生地の表面にプツプツと気泡が開いてきたら、取っ手を持ち「シリコンリング」を真上に引き上げて外します（火傷に注意）。それからフライ返しでパンケーキをひっくり返し、いつも通りに焼けば完成。 火加減に注意しながらも基本的には放っておくだけで、キレイな丸型の厚みのあるパンケーキが焼き上がりました。 形が均一なので、積み重ねてタワーにするも良し！ 内側についた汚れは、「シリコンリング」をクルッと裏返して洗えば簡単に落とすことができるので（汚れ具合にもよる）、繰り返し清潔に使えます。 複数の料理を同時に作れて時短、それに美味しいおやつも簡単に調理できちゃう「シリコンリング」。気になった方は、店舗や公式通販サイトでチェックしてみてくださいね。 詳しい使用上の注意は、パッケージに記載されています。 ＜文・撮影／高木沙織＞