スーパーモデル、旅先で逮捕。釈放直後の“キラキラ投稿”に批判の声
世界的モデルのジジ・ハディッド(28)が先日、イギリス領のケイマン諸島で逮捕された。カリブ海のリゾート地で休暇を過ごすため、現地の国際空港に降り立ったところ、荷物の中から大麻が見つかり身柄を拘束されたという。その後すぐに釈放された彼女は、SNSを更新し近況を報告したが、これが思わぬ反応を招くことになった。
このニュースは、彼女の母国アメリカではもちろん、各国で大きく報じられた。トップモデルの逮捕という事態に世界が騒然とするなか、逮捕から約1週間後、本人がついに沈黙を破った。
今月18日にSNSを更新したジジは、ビーチでくつろいでいる動画やビキニ姿の写真など、バカンスを楽しんでいる様子を次々とアップ。
さらに、一連の騒動を笑い飛ばすかのように、「終わりよければすべてよし」とキャプションをつけている。
この投稿を見て安心したファンも多かったようだが、逮捕直後にリゾート地ではしゃぐ様子を見て違和感を抱いた人も少なくなかった模様。コメント欄には「君たち逮捕されたんじゃなかったの?」「ぶっちゃけ彼女は全然気にしてないよね」「薬物問題で投獄されている人だっているのに無神経だと思う」「あなたの娘さんのために、もっと良いお手本を示してあげて」といった厳しい言葉が並んでいる。
「大麻を輸入した疑い」で逮捕。有罪を認める
「シャネル」「マックスマーラ」など高級ブランドのショーに多数出演し、「モデル・オブ・ザ・イヤー」の受賞経験もある超売れっ子モデルのジジ。 そんな彼女が、カリブ海に浮かぶケイマン諸島で逮捕されたのは、今月10日(現地時間)のこと。地元紙『ケイマン・マール・ロード』によると、友人であるインスタグラマーのリア・ニコール・マッカーシーらとともに、プライベートジェットで現地に到着した後、税関職員による荷物検査で「大麻及び大麻用の器具」が見つかったという。 「大麻および吸引具を輸入した疑い」で逮捕されたジジとリアは、拘置所に連行された後、保釈。その2日後の12日、簡易裁判所に出廷し、正式に起訴された。2人は有罪を認め、罰金1000ドル(約14万円)を科せられたものの、それ以上の罪には問われなかったという。 ジジの代理人は今回の件について、次のような声明を発表した。 「ジジはニューヨークで合法的に購入した医療用の大麻を持って旅行に行きました。現地のグランドケイマンでも、2017年から医療用大麻の使用は合法化されています。彼女に前科はつかず、その後は旅先での残り時間を楽しんだようです」
「終わりよければすべてよし」逮捕直後のSNS投稿に厳しい声
まるで何も気にしていないように見えるジジだが、関係者によると、彼女が憂慮しているのは2歳の娘カイちゃんのことだそう。「『娘にとって良い母親ではない』と世間からみられることを最も心配している」そうだ。 しかし、関係者は「彼女は無実だし、常習的にマリファナを使っているわけでもない。母親としても素晴らしく、健康的で、ポジティブでいようと努力している」と話す。またジジの家族も今回の逮捕劇を「大きな問題とはとらえていない」そうだ。
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