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夏ドラマのイケメン俳優ベスト3。赤楚衛二にもときめくけど、“大ヒット作俳優”の破天荒ぶりに釘づけ!

『ばらかもん』杉野遥亮

次にご紹介したいのは赤楚と同じく“水10”枠で主演を務めている、杉野遥亮です。『ばらかもん』(フジテレビ系、水曜よる10時~)で、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう)を演じています。
『ばらかもん』

画像:フジテレビ『ばらかもん』公式サイトより

自身の入賞作品を、書道界の重鎮・八神龍之介(田中泯)に批判されたことで激高。高名な書道家の父・清明(遠藤憲一)に「お前は書道家の前に、人間として欠けている部分がある」と告げられ、五島列島での生活で頭を冷やすように命じられました。 そんな清舟が、五島列島で出会ったばらかもん(元気者)の少女・なる(宮崎莉里沙)や島民たちと交流することで成長していくハートフルコメディーです。

実直な“懸命さ”に胸が熱くなる

五島列島の美しい映像をバックに、個性豊かな島民たちとの関わりが丁寧に描かれていて、心がほっこりする展開も作品の魅力ですが、杉野の繊細な心情表現が光っているのも見どころ。
筆者は原作を未読なので、設定から主人公は偏屈でイヤな奴で、はじめは島民と衝突ばかりするのかと思っていました。しかし清舟は、ただひたすらに書道に実直な青年。島に移住したのはあくまで書の修行をするためで、清舟は静かなひとりきりの時間を過ごすつもりでいました。しかし、勝手に家に上がり込んでくる島民たちとの人付き合いや、慣れない“田舎”でのひとり暮らしに翻弄(ほんろう)されます。そんな戸惑いや心の機微(きび)を、杉野は豊かな表情で分かりやすく伝えてくれるのです。
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3人目は? 昨年社会現象になったドラマの“彼”
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