「ヨガブロック」のパッケージ裏面には、使用例が掲載されています。 まずは、ヨガの三角のポーズ。手がすねや床に届かなくても、「ヨガブロック」で高さを出すことで無理なくポーズをサポートできます。姿勢が安定して胸を開きやすくなるため、実際のレッスンでもよく使う方法です。 ねじりのポーズでは「ヨガブロック」を使って体が苦しくなりすぎない位置に手をつく、反対にねじり不足になりがちな場合には「ヨガブロック」の位置を変えてストレッチを深めることも可能です。 軽くて柔らかいダイソーの「ヨガブロック」ですが、使用例に倣った使い方をすればグラグラしたり、体重を支えきれなかったりといったことはなさそう。 ※体重をかけすぎたり、危険な使い方をしたりしないように注意。 「ヨガブロック」は、ほかにも使い方いろいろ。ヨガインストラクターの筆者は、こんな使い方もしています。 あぐらの姿勢ではどうしても腰が丸まりやすくなるので、お尻の下に「ヨガブロック」。 後傾していた骨盤が起きて背筋がシュッと伸び、お腹まわりの圧迫が解消されて呼吸がしやすくなりますよ。ヨガやストレッチをするとき以外にも、この使い方をしてテレビを見たり、本を読んだりすることが多いです。 体の背面（主に脚）をストレッチしたいときは、立位の前屈で「ヨガブロック」を縦や横・平置きにして高さを調節してみたり、座位の前屈でかかとの下に「ヨガブロック」を置いて伸びを深めたりすることもできる！ 緊張やストレスを感じると凝り固まりがちな肩甲骨周辺をほぐしたいときは、うつ伏せの姿勢で額を「ヨガブロック」に乗せます。体の下で腕を交差させて、ゆったり呼吸するのがとっても気持ちいい！ 背中のシェイプアップやヒップアップ、骨盤底筋群を鍛えるのにも効果的なヒップリフトは、お尻の下に「ヨガブロック」を置くことで強度を低減できます（体重をかけすぎず、サポート的に使うと〇）。 表面のちょっとした汚れなら、ササッと拭き取りOK。汗が染み込んだら、直射日光を避けた風通しのいい場所に置いておけば劣化スピードを緩めることができるでしょう。とはいえ、素材的に凹みや削れができやすい…。それでもこの価格なら、使い切った満足感とともに手放すことができるのでは？ 縦・横・平置きと置き方次第で3段階に高さを変えることができる「ヨガブロック」。ポーズが安定しないときや、柔軟性・トレーニング効果を高めたいときなどに幅広い使い方ができるので、気になった方は店舗・ネットストアをチェックしてみてくださいね。 ⇒ダイソーで「ヨガブロック」の商品ページを見る ※使用方法や使用上の注意は、パッケージに記載されています。 ＜文・撮影／高木沙織＞