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モラハラ気質な義父がいて帰省したくない…義母に話を聞くと発覚した“まさかの事実”

暖かい出迎えに感謝

 帰省すると、玄関から出てきた義両親が夫と香織さんを笑顔で出迎えてくれます。 「帰省して出迎えてくれる時はいつも、『ああ来て良かったな』と思うんです。私たちを歓迎してくれているのが伝わってきて」  コロナ禍明けで数年ぶりに会った義両親は、以前より白髪が増え、背中が丸く小さくなったような気がしたそう。 「義両親に会うのは4年ぶりかな? 義両親の姿を見て、時の流れを感じました」  帰省する2人のために、義母は布団カバーの糊付けをし、義父はスーパーで特上の寿司を購入してお昼を待ってくれたと言います。  しかし、香織さんが温かい気持ちになったのはほんの束の間のことでした。実家に入ると、香織さんが苦手な義両親の険悪な空気感が漂ってきます。

冷蔵庫のようなリビング

険悪な雰囲気 義父は義母に、「おい、ビール!」と言ったかと思ったら数秒後に、「おせーなー!」と続き、さらにコップが汚れているだの皿が小さいだのと文句の連続。義母は何も言わずに、義父の言った通りに動きます。 「なんとか空気を変えようと、私がキッチンに行こうとすると、義父は『香織ちゃんは、いいから話を聞かせて』と言うんです。義母も『いいのよ。座っていてね』と立ちあがろうとする私の肩を押さえるんですよ」 「おい、刺身切れたんなら買ってこいよ」という義父に言われて、義母は買い出しへ。  義母が買い出しに行っている間に、義父は香織さんにこんな事を言ったそうです。 「俺はつい女房にキツく当たっちまうんだよな。ダメな男だよ。二人はこんな夫婦になっちゃいけないよ。これは親の振り見て、我が振り直せってやつだな」
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義父の反省の言葉を義母に伝えると……
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