2016年にブリトニーのミュージックビデオ撮影で出会ったサムとブリトニー。その後、交際に発展し、2021年に婚約を発表。2022年6月に結婚した。
米芸能誌『ピープル』は、先日提出された離婚申請書類には、破局日が7月28日と記載されていると報じている。だとすれば、2人の結婚生活はわずか1年ちょっとで破綻したことになる。
離婚理由を「和解し難い不和」としているサムだが、スピード離婚の背景には、ブリトニーによる暴力や浮気があったのではないかと現地の複数メディアが伝えている。
TMZは、2人は激しいケンカを繰り返し、ときにはブリトニーがサムに殴りかかったこともあったと報道。さらに今年1月には、サムの片目の周りが軽くアザになり、腕に噛まれたような跡が残っている写真も公開した。
そのとき現場にいたパパラッチが、アザについて彼に問いただしたそうだが、本人は言いたがらず、「撮らないでほしい」と頼んだという。
また、ブリトニーが家じゅうのあちこちにナイフを置いておく習慣があることにも、恐怖を感じていたそうだ。こうしたことが積み重なり、サムは夫婦の自宅にあまり戻らなくなったとも伝えられている。
さらに、ブリトニーに浮気疑惑も浮上。実際に浮気したかどうかはわかっていないが、噂を信じたサムが妻を問い詰めて、大ゲンカに発展。それが決別のきっかけになったといわれている。
“鉄壁”の婚前契約書を変更しなければ、恥ずかしい情報を暴露?!
今後、焦点となってくるのは、世界的歌姫であるブリトニーと元夫であるサムとの資産分割。現地報道によると、サムは配偶者手当と弁護士費用の支払いを元妻に求めているという。
ただ、2人が結婚の際に交わした「鉄壁」の婚前契約書では、サムは何も得られないことになる。というのも、現状の婚前契約では、サムは結婚2年ごとに100万ドル(約1億4500万円)を受け取ることになっている。しかし、結婚生活は2年続かなかったことから、手当を受け取ることはできない。
そのため、サムは婚前契約の内容変更に同意するよう元妻に求めており、これに応じない場合は、「知られたら恥ずかしい情報を暴露する」と脅しているとも報じられている。しかし、これについてサム側は「ブリトニーを脅すようなことはしていない」と否定している。
一方で、ブリトニー側としても「一切の支払いを拒否しているわけではない」とのこと。英タブロイド紙『デイリー・メール』は、関係筋の話として、「彼女がいくらかの現金をサムに渡せば、それで話は済むだろう」と伝えている。
ちなみに、ブリトニーは今回の離婚で、夫婦で飼っていた犬5匹の「親権」を奪われるのではないかと大変不安になっていたそう。しかし、この件についてはサム側とすでに合意し、平和的に解決できたそうだ。
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>