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18歳で出産した女性をめぐり、3人の男性が“涙”。「妊娠させて逃げた男」の涙の理由は|ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』

もう戻れないけれど……「誇れるお父さんになって」

康介のプロポーズに対して、有栖は「私、康ちゃんが大好きだった。すごく好きだった。でも、私もう歩きだしちゃったんだ。お父さんと瞳子さんと、世奈と留依(※有栖の親友たち)と、それから新しく出会った大事な人たちと一緒に。あの時の気持ちには、もう二度と戻れない。だからあなたとは結婚できません」と返事。 そして「康ちゃんがお父さんだってことは、海に必ず伝えるから。海に誇れるお父さんになって」と告げます。この決断は有栖をすごく強くしてくれたんだと、お宮参りを迎えた有栖の美しさに気づかされました。 前に進む強さで私たちを魅了した瞳子と有栖に対して、第7・8話では男性たちの涙が光りました。

娘を想う“パパ”安田顕の大粒の涙に、泣かされる

まず心を締めつけられるほどの演技を見せてくれたのは、有栖の父・市郎を演じるヤスケンこと安田顕。第7話では、康介が会いに来たことを有栖が市郎に伝えていたところへ、康介の両親が突然訪れてきました。 夫婦は市郎と有栖へ謝罪し、出産・育児の費用として200万円を支払おうとします。「こういういきなりなやり方は娘を傷つけます。お帰りください」と伝える市郎に、康介の母(シルビア・グラブ)はとんでもないこと言い出します。海は自分たちにとっても孫であり、認知をさせるし、自分たちが海を預かってもいいと。 これには黙っていられない市郎。「いい加減にしてください。ここまで娘がどんな想いで過ごしてきたか、あなたたちに分かりますか? 18歳です。まだ18の子がですよ。ひとりで悩んで。悩んで。でもこの子はここにいるから、生きてるからって苦しんで。でも勇気振り絞って、頑張って、海を生んで必死に育ててるんですよ」と、大粒の涙を流して訴えました。 その後現れた康介に対しては、胸ぐらを掴んで思いっきり壁ドン。怒りに震えながらも、殴りたい気持ちを必死に押さえ込みました。きれいごとではない、娘への愛に溢れたヤスケンパパの迫真の演技。泣かされました。 第8話では、有栖が康介を許すなら反対しないと有栖に伝えます。再度、謝りにきた康介の父(丸山智己)に対しても、海のこと、そして康介の父のことを考え大人の対応を見せており、作品全体に大きな安心感を与えました。
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康介の切なさにもらい泣き……というか、号泣
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