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60代・おひとりさまの“ご機嫌に過ごす”コツ。「年相応より、自分相応」

スカーフはコーデに変化がつけられるので重宝

スカーフ使い――やっぱりファッションが好きだということに気がついたんですね。 Mimi:そうなんです。年齢を重ねると、顔もどんどんシワシワになっていくのに、地味な色ばかり着ていたら、全体の印象がくすんでいく一方ですよね。  それで、60代だから補っていく必要があると気がつきました。「昔、好きだったから、今も同じものを着る」のではなく、「その時代に合ったものを入れながら、昔のものを着るなら、どう着る?」というのを考えて着るようにしています。 ――YouTubeを始めてからスカーフを積極的に使い始めたそうですが、スカーフの良いところはどこでしょう? Mimi:新しい洋服を買わなくても、コーデに変化がつけられて、顔を明るく見せてくれるところです。それに、収納に場所を取らないのもいいですよね。  YouTubeで昔のスカーフを出してきてやってみたら『私も持ってます』みたいなコメントがたくさんきて、あぁやっぱりみんな捨てられないんだな、と。バブルの時代に買ったスカーフがタンスにずっとしまわれているなら、ぜひ使ってあげてほしいです。

自分で“もしも”を想定して備えを

茶太郎くん――お母さんの介護をして気がついたことも多いんですか? Mimi:母の介護をしているときには気がつかなかったんですが、自分が母の年になると、分かることもありました。ただの風邪でも年をとるとなかなか治らないってことがあるんですよね。  だから自分でも“もしも”を想定して備えておくことが重要だと思うようになりました。私はよくめまいがあるんですが、ベッドサイドの引き出しに必要なものを入れています。お薬、体温計、血圧計、起き上がれないときに慌てないためにオムツも置いてあります。夜ベッドへ入る時は、枕元にスマホと水も用意しておきます。 ――年齢を重ねると、ご自身の体のことがよくわかってくるという部分もあるのでしょうか。 Mimi:若い頃と違って、頭が痛い時、この痛さは寒くて痛いのか、寝不足で痛いのかが分かるようになりました。すると、何をすればいいか自然と思い浮かびます。体を温めるとか、ちょっと温かいものを飲んでみるとか、カフェインを入れてみようとか。  思いつくことをしたら、あとはじっとしています。初期の段階で押さえておけば、ひどくならないことが多いです。初めての症状だったら早めに病院へ行くしかありませんけどね。
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体重の増減より「ご機嫌で過ごせることが一番」
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