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ハライチ岩井“19歳と結婚”に吹き荒れる「気持ち悪い」の声。失礼すぎる根拠のない決めつけ

奥森から「結婚しよう」と言い出した

 ふたりとも芸能人だから、いつかこの関係が世間にバレるかもしれない。彼女の人生はまだこれからだ。やりたいことも目標もあるだろう。それを考えれば別れるしかないのかもしれないと岩井は考えていたという。
岩井勇気『僕の人生には事件が起きない』新潮社

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 結婚したら彼女の人生を決めてしまうことになる、やはり別れるしかないのかと話し合っていたら、彼女が「結婚しよう」と言った。岩井からは言えなかった言葉を、彼女はさらりと言った。そこで彼女の生き方に敬意を抱くようになった。  最初は「19歳の女の子の生き方に敬意を抱く37歳の男?」と腑(ふ)に落ちなかったのだが、話を聞いてみると、なるほどとうなずける内容だった。

「腐り芸人」としてのキャラを今後どうするか

 ものごとの本質を突いたり、斜めに斬って見せたりする彼は、それを芸風に昇華させた。その分、実人生では「案外素直だったり、案外甘えん坊だったりする“素顔”」をさらけ出せなかったのではないだろうか。  逆にここまで素をさらけ出すと、今後、芸風がどうなるのか若干心配になる。作りあげた「腐り芸人」としてのキャラをどう変革していくのか、あるいはキャラはキャラとして温存するのかわからないが、私生活の充実が新たな刺激となるかもしれない。  それにしても「結婚」しただけで、そこまで自分の心情と結婚までの経緯を話さなければならないとは、芸能人というのは大変なものである。芸人ならおもしろければいい、役者なら演技で酔わせてくれればそれでいい。そんな時代もあったのに。 <文/亀山早苗>
亀山早苗
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio
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