米歌姫、公演会場でのファン死亡に沈痛。 現地気温40度も「水の持ち込み禁止」が物議
会場内は“体感温度60度”。水の持ち込みは「禁止されていた」
ここ最近、記録的な熱波が続いていたブラジル。当日のリオ・デ・ジャネイロの最高気温は、40度を超えていたという。
亡くなったベネヴィスさんは、公演開始前に会場外で長時間待っていることをSNSに投稿。その時の会場周辺の気温は35度であると明かしていた。そして会場にようやく入れた後、前列の席で観覧していたものの、しばらくして体調が悪くなり気絶。会場で手当てを受けたのち、病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。
気温の高さに加えて熱気や湿度も加わり、場内の体感温度は60度近くに達していたとも報じられている。
そんな過酷な状況だったにもかかわらず、セキュリティ上の理由から会場に液体の入ったボトルを持ち込むことは禁止され、場内でも水の配布や販売がじゅうぶんに行われていなかったという。そのため脱水症状を起こす人が続出し、1000人近いファンが脱水症状で倒れたと伝えられている。
ファンがSNSに投稿した動画には、公演中、観客席の一部から水を求める声が上がり、テイラーが水を配布するよう会場スタッフに指示している様子も。さらにテイラーがステージ上から水の入ったボトルを観客席に向かって投げる姿もうつっている。
また、コンサートの間、テイラー本人も「明らかに苦しそうにしていた」ともいわれている。
ファンの1人が撮影した映像には、酷暑のなかパフォーマンスした後、息切れで苦しそうにしている姿がカメラに収められている。Worrying clip shows Taylor Swift 'struggling to BREATHE' at sweltering Rio show where fan, 23, died of cardiac arrest https://t.co/bqHCMxrXJF pic.twitter.com/8FMGJ9EQzY
— Daily Mail Online (@MailOnline) November 19, 2023
テイラー沈痛「このようなことが起こるなんて……」
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