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上野樹里『のだめ』から17年、ミステリアスな瞳で魅せる!自分の隣にいる人は本当は誰なのか

上野、林ともに語った映画が描く社会問題

 映画公開日近くで、上野は『徹子の部屋』に、林はNHKの『ニュースLIVEゆう5時』にそれぞれ出ていたが、上野はこの映画を「かなり社会派なもの」と捉え、林も現代社会に誰もが抱えている問題を描いていると語っていた。  スクリーンに映る風景は、令和の現代となにも変わりない。見たことのある日本の街の風景が広がっている。が、物語のなかの日本は惑星難民Xとの共存が課題となっている。  いまの世界と違うようで、どこか近い、そんな不思議な世界の物語だ。 <文/木俣冬> 『隣人X -疑惑の彼女-』 ハピネットファントム・スタジオ ©2023 映画「隣人X 疑惑の彼女」製作委員会 ©パリュスあや子/講談社
木俣冬
フリーライター。ドラマ、映画、演劇などエンタメ作品に関するルポルタージュ、インタビュー、レビューなどを執筆。ノベライズも手がける。『ネットと朝ドラ』『みんなの朝ドラ』など著書多数、蜷川幸雄『身体的物語論』の企画構成など。Twitter:@kamitonami
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